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遺書日誌  作者: あやと
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本質

新年明けましたが、

どんよりとした詩におめでたさはありません。

ブクマにいいねも有難うございます。


縁起良くないかもしれないけど遺書なんで。

タイトルが。仕方ないな、って読んでください。

規制かけられないかビクビクしてる。

でもアウトの基準が分からないからこのままで。


だってこれアハン系のサイトに載せるやつじゃない。

というわけで、はい、続きます。

作者が書き尽くしたら終わる詩集ですので

今年もよかったらよろしくお願いします。


柔らかいところにゆっくりと

角度を変えながら差し込まれるそれが

どこか遠い世界のように剥がれ落ちて

だけど伝う液体や匂い、感触は

限りなく近い所にへばりついていて

感情を取り戻すのに比例して脈打つ


やまない雨はないこと

太陽は必ず昇るということを

一度でも信じたことがあっただろうか

必ずはなくとも限りなく必然に近い人生に

一度でも向き合ったことがあっただろうか

地面に足をつけて前を見据えた日が

本当にあっただろうか

焦燥感も漠然とした不安感も恐怖心も

自分のためにそれらを考えた事が

優先し許容したことがあっただろうか

溶け行く脳を壊れる身体を死に傾く命を

心から変えたいと望まなかった

むしろそうすれば消えてしまえると

幸福感や達成感をえていた

僕は死にたい

死にたいという感情を意志を

どうにかして証明したかったんだ

決して軽率で感情的で幼稚で他力本願な

そういう弱さではないと

他人に何も求めていないと

何処へも逃げず向き合っていると

身をもって本当にしたかったんだ

本当の僕は一人で前へなど進めない

好きなものに依存して嫌なことはできない

親を反面教師にして生きてきて

脅迫、規範、洗脳、恐怖、才能に縛られた

ただの弱虫だ

食べることが好きだった

眠れない夜が嫌いだった

だけどもう変わってしまった

中身は脆い僕のまま

時間だけが僕を引きずり続ける

岩礁に向けて投げられたあの頃と

本心は何一つ変わっていない

大好きな人にはとことん甘えたい

性別や年齢、世間体など考えず

抱きしめて頬ずりして愛したい

それが僕だ

女性が好きで、男性も好きで

心が男でも自分らしい振る舞いをしたい

本音を言えない自分が苦しい

忘れた後悔や誰かの傷跡に手を添えていたい

僕を縛るものがどんなものか

涙を堪えずに吐き出して

大好きな人を抱きしめたい

答えや守護や応援もいらないから

どうか僕を捨てないでほしい

正直、もう孤独は真平ごめんなんだ

衝動的にも理性的にも死を望むくらい

もう狂って取り返しがつかない

だけどそうなった自分を嫌いになれない

自らを呪い続ける自分自身が

地獄を炊き上げ続ける恐怖が

無意味ではないと知っているからだ

本当に寄り添いたいのは

掬い取りたいのは

大切な人と普通なら見えない所にいる

あまりにも闇の奥深くへ沈みすぎた人

過去の自分と後悔の投影だ

だけどそれも無意味ではないと知っている

意識を保ちここから抜け出すこと

それが僕の夢であり課題だ

生きることはもうしたくない

死ぬためにいらないものを捨て

未練をなくし自分を探し

生きていてもいい理由を得る

そうしたらもう何も怯えることなく死ねる

死ぬことから目を離せないのは

生よりもそれが近い位置にあるから

抗う気力も理由もないから

誰かなんていないと諦めてしまったから

君はもう何処にもいないと知っているから

一人で歩いていく意味がないから

この世界が僕から乖離しているから

僕が遠ざけて手の届かないところまで

剥がしてしまったから

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