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遺書日誌  作者: あやと
78/218

ダスト/空虚へ僕は

ー

ー

口をつぐんでいないと溢れ出てしまう

この活気付く街に水を差してしまう

息を止めていても抑え込めないほど

もうを食べ続けた

満ち欠けも分からない夜

ここには誰もいない


僕が空と向かい合えないのは

そっと伸ばした手が

震えてしまうから

本当に一人ぼっちなのは

目を固く閉じてうずくまるから

無理

もう無理

ー

ー

傷跡は僕がここにいた証拠

だから決して無意味じゃない

無かったことにはならないよ

忘れても昨日を教えてくれるから

いつも笑っているのさ


嘘が本当なら本当も嘘さ

本当も嘘なら嘘も本当さ

なにも信じられないくらいなら

なにも信じなくていいさ

ただあの日の続きを紡ぐように

今日を吸い込んで吐き出して

さようならと微笑むのさ


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