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遺書日誌  作者: あやと
69/218

夢現

ー

ー

何故いつも目が覚めるの

倒れても 可笑しくなっても

日は登らないのに夜を知る

星の瞬きもないのに

何故刺さるこの風を感じる

溜息は夜に溶ける

誰も気づかない

僕の正解をなぞるだけの感情

水面上決して穿つことのない時が

夢がなぜここにあると歌う

痛かったのは辛かったのは過去

今はもう苦しくないはずなのに

何故意識を引き離される

拒否本能が止まらない

此処にずっといられないから

これからも今も泣きたい

いつも壊れてる僕は

まだ終わらない夜に閉じこもって

破れない空をひっ掻いて

もう衝動だけが残り始めた

それ以外の全部を忘れたら

僕は誰を傷つけるだろう

狂って狂って狂って

乾いた地は水を忘れる

そうできている

助けて下さい

何もできない僕を

壊して下さい

終わらせて下さい

もう分からない


骨が折れたら痛いと思う

殴られたら怖いと思う

爪を剥がされたら乖離すると思う

あの時は確かに痛みも死も感じなかったけど

今は死ぬことが怖いと思う

だけど、ここに居るよりはいい

籠の中で飼われるくらいなら

償いたい

足りないかもしれないけど

もう衝動を抑え込めそうにないんだ

助けて殺して終わって死んで苦しい

救われることはお門違いだ

強欲だ

だからどうにかする方法を知りたい

どうしたら僕は恩を仇で返さなくて済む

働けない 無視できない 動けない

治せない 動けない 動けない

何もできない 動けない 動けない

動けないよ

もうね、狂ってるんだよ

もうね、死にたい

一生罪を重ね続けて、ゴミでいるくらいなら

切り刻んで鍋にでも入れて欲しい

殺して欲しい

捨てて欲しい

どうか邪魔にならない術を教えて欲しい

ここを埋める何かを探してる

ずっと終われない

砕きたい

意識を永遠に手放したい

そして何処かへ

誰の邪魔にもならないところで

一人で死なせて

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