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遺書日誌  作者: あやと
40/218

ソフトハート

ー

ー

一人には慣れっこなんだ

だから寂しさなんか知らないしさ

触れた誰かの体温に

名前をつける必要もないし

感情も命もその他も

全部僕だけのものなんだ

それってちょっと贅沢だろ?

すぐに溢れてしまう涙よりも

抉れた正常の産物の方が

よっぽど美しい

利己的に脆い絆を結ぶよりも

何も手にできない今に麻痺する方が

よっぽど傷付かずに済む


だからさ

そろそろどっかいってくんない?

笑顔の内側で


助けて助けてなんて

何度喚いたって

誰も助けにきてくれなかったんだ

期待するだけ烏滸がましいと

言い聞かせなきゃどうしようもなくて

今更

希望をチラつかされたってもう

絶望に執着した僕は

素直に手を伸ばせやしないんだ

助けてくれよ なあ なあ

なんて なあ


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