ファンタジー特有の服 特徴
ここではファンタジーキャラの服や特徴を紹介しています。
◆亜人種族とモンスター
亜人種族とモンスターの分類はファンタジー世界によって細かく違う。
大まかな分類を紹介しておきます。
◆亜人種族
■人間と知能 (知性)や姿は似ているが異なる特徴を持つ者や種族
エルフ、ドワーフ、獣人、人魚、妖怪、精霊、魔族など。
■半分人間の血が流れている者
半神、半獣、半妖、魔族と人間の子などを亜人とすることもある。
■人間だが異能を持つ者
魔法使い、魔女、吸血鬼など人間から恐れられる存在も差別的に亜人とされることがある。
■ホムンクルス、人造人間
亜人とされることがある。
◆モンスター
■人間と知能も姿も異なり、特殊な身体的特徴や能力を持つ動物や神話の生き物
■人間と姿は似ているが知能が異なる者や種族
上半身が人間で下半身がヘビの場合、知能や行動が人間なら亜人とされるが知能や行動がヘビだとモンスターとされる。
■人間と姿が異なる者や種族
知能や行動が人間と同じでも姿が異なるとモンスターとされる。人の言葉を話す動物など。
■人間だがモンスターといわれる者
獣人などになってしまった人間が恐れられてモンスターといわれることがある。
害はないが特殊な姿や行動から誤解された人間が悲しきモンスターといわれることがある。
■モンスター娘 モンスター男子
身体的にモンスターの特徴を持っておりモンスターに変身するが人間と姿や知能が似ている娘と男子。
亜人とされている。
◆亜人種族の服
服を着ているかどうか、どんな服を着ているかは知的レベルや暮らしが人に近いか関わりがあるかの判断材料になる。
神や精霊のような人知を超えた生命体や肉体を失った者は自然や上位または別空間と一体化しており服を着てないことがある。存在を包む光が服を形成していることもある。人間世界と関わるために人の服を着ていることもある。
エルフ、ゴブリン、ドワーフ、獣人、魔族、妖怪など人と変わらない姿の者は人と同じ服や鎧を着ていることがほとんど。
自分達で服を作り人が何日もかかるものを一晩で作ったりと仕立てスキルも凄かったりする。町には服屋もあり人の町の服屋を利用することもある。
◆亜人種族がよく着ている服
■キトン
古代ギリシャの服。白い一枚布。神話的、原始的、自然の中で暮らすエルフや神聖なキャラが着ている。
■トガ
古代ギリシャの服。チュニカ (チュニック)の上に巻きつけたり斜め掛けにして着る。
ファンタジーでは異国の王族が白いチュニックの上に赤いトガを斜め掛けに着ていたりする。
■ワンショルダー、ワンショル
肩が片方だけの服。トガやキトンのような原始的な服を元にしている模様。
ワンショルダーの革製の服
シンプルなデザイン。
左右非対称のアシンメトリー (アシメ)スリット。
編み上げやボタンなどの留め具、模様や刺繍の装飾、ポケットやホルダーなどの機能の付いたものもある。
名前も複数ある。
●レザーキトン
革製のキトン。布製より丈夫な普段着、戦闘服。
●ワンショルダーレザーサーコート (タバード)
肩が片方だけの革製のサーコートまたはタバード。
戦闘服。
●ワンショルダーレザーロングベスト
肩が片方だけの革製の裾の長いベスト。襟やボタンがあったりともう少しデザインがベストらしいのもある。
●ワンショルダーレザースリットドレス、ワンピース
肩が片方だけの裾にスリットのある革製ドレスまたはワンピース。もう少しタイトでドレスらしいデザインのものもある。
■ボディウェア、ボディースーツ
下着としての機能もある体にフィットした服。
女性の服はレオタードといわれることが多い。
自然のなかで暮らす亜人種族は露出度の高い服を着ていることがある。動きやすさのためだろう。
水着を着ていることもある。雨に降られたり川や湖に入るときのためだろう。
魔族は相手を誘惑するために露出度の高い服を着ていることがある。
■フロントスリット、センタースリット
服の前面 (前身頃)にある切れ込み。主にワンピースで裾から腹辺りまでスリットが入っていることが多い。当然下半身の前面が露出するのでボディウェアを着ていたり、パニエやチュールのようなアンダースカートを穿いていたり、ロインクロス (前垂れ)をつけたりしている。
■サイドオープン、サイドレス
サイドオープンは脇が開いている服。
大きくスリットがあったりカットアウトのように一部開いていたり色々ある。
サイドレスは布が前 (前身頃)と後ろ (後ろ身頃)だけで脇がない服。脇は編み上げで留めていたりする。素肌に直接着るか下に服を着ている。シャツと裾の長いサーコートのようなものがある。原始的な服のようでもある。
サイドレスの服
袖なし (ノースリーブ)
革の縁飾りで頑丈にしている。
服と縁飾りにトライバル模様。
脇を編み上げ (レースアップ)で留めている。
サイド編み上げという。ストラップで留めていることもある。
このような裾の長い服はチュニック、サーコート、タバードなどがある。
ベルトとウエストバック。
革のズボン。スケイルアーマー (ドラゴンなどの鱗でできた鎧) の腿当て (クウィス)と膝当て(ポレイン)
■ワイドパンツ、サリエルパンツ
大きめでだぶついており足首にしぼりがあるズボン。獣人の男性が穿いていたりする。戦うキャラが穿いているようなのでカンフーパンツが元になっていると思われる。
■毛皮、皮、革
服や防具やアクセサリーになっている。
毛皮は防寒着、原始、自然、野性的、モフモフさの描写にもなる。
皮は鞣し加工する前の状態のこと。このままでは腐るそうだが自然の中で暮らしている描写として皮の字を使うこともある。例→皮のベスト→動物の毛がついたままのベスト。短毛を描写したいとき毛皮ではモフモフしずぎる印象になるときに使う。
革は鞣し加工した後の状態のこと。加工技術がある描写にもなる。鞣しただけで染色していない革は白や黄色っぽいベージュ (エンシェントイエロー)や薄い茶色で経年変化で飴色 (茶色)になっていく。ナメ革という。
■ブラックレザースーツ、ドレス、ワンピース
黒革の服。魔族がよく着ている。魔族は誰かに近づくために怪しまれない服を着ていることもある。服に似合う人物になりきってもいる (メイド服を着てメイドとして働いているなど) 偽りの姿という。
胸丈の服
ファンタジー特有の服。男女ともに着ている。
黒革性、布製、特殊な素材。
この服の名前や用途には種類がある。
■黒革の鎧、レザーアーマー、胸丈上半身用
革製の鎧。
肩の鎧レザーショルダーアーマー (レザーポールドロン)を胸当てまたは胸部だけのレザーブレスト (胸の鎧)と繋げて袖またはレザーアームアーマー (腕の鎧、リブレイス (二の腕)、クーター (肘)、ヴァンブレイス (前腕)も付けて服っぽくしたもの。
襟型のレザーゴルゲット (首の鎧)で繋いだもっと丈の短いものもある。
■レザーギャンベソン 長袖胸丈
革製の服型防具。
胸丈のメリットは裾がひるがえったりで邪魔になるのをなくせる動きやすい機能性。
ネックライン (襟型防具)を付けたもっと短いものもある。
■タクティカルジャケット、スーツ
ハイネックで多機能なジャケットを短くしたもの。
冒険などの旅装や戦闘服にもなる。
■シュラグジャケット
シュラグは背中で繋がっている袖。それにジャケットの襟から胸部分を付けて服にしたもの。
オシャレ要素が大きいが素材や作りによっては戦闘服にもなる。
■スーパークロップドジャケット、トップス
とても丈が短いジャケット。
ほぼ襟だけの胸上丈のものもある。オシャレ要素が大きいが素材や作りによっては防具でもあるかもしれない。
■ファー (毛皮、毛)、フェザー (羽毛、羽)
獣人は毛皮や羽つきの服やアクセサリーを身につけていることがある。自分達の毛や羽のようである。
■鎧、装飾品、アクセサリー
素材はただの金属や宝石ではなく特殊な鉱石や魔法石のことが多い。素材や加工技術が狙われることもある。
アクセサリーは革紐に宝石のついた素朴なものや古代エジプトの金のアクセサリーのようなゴツいものもある。篭手のような腕輪や首当てのような首飾りなど防具になりそうなのもある。装飾された防具かもしれない。
■トライバル模様
トライバルは部族、民族、種族のこと。それらを象徴する独特の伝統的な模様。幾何学模様や自然をモチーフにした模様と組み合わせている。
ファンタジーでも服の模様や装飾やアクセサリーになっている。トライバルタトゥーのあるキャラもいる。
■生成り、エクリュ
染色や漂白をしていない服。布や糸が自然な色の服。
◆服の特徴など
■耳穴、角穴
獣人などが耳や角をだすために服のフードや帽子にある穴、スリット。
■尻尾穴
尻尾をだすために下着やズボンやスカートにある穴、スリット。
■翼穴、バックオープン、バックシャン
翼穴は背中にある翼をだすために服の背中にある穴、スリット。
バックオープンまたはバックシャンは背中部分が開いている服。穴をあけなくていい服。
◆服の入手法
吸血鬼や魔女や獣人などは森や屋敷に籠もって外の世界から隔絶された孤独な生活をしていることがある。
どうやって服を調達しているのかという謎への答えはいくつかある。
■手作り
素材と裁縫道具と仕立てスキルが必要なので難易度の高い方法だろう。
■魔法
魔法で作り出す。本人に魔法がかかっている場合、服にもかかっていて綺麗なままのことがある。
獣人が獣化する際に服が消えて獣人に戻ると服も元通り着ているなども魔法だろう。破れても元通りになる特殊素材の服もあるかもしれない。
■服屋で買う
普通に店で買っていることもある。交流のある人や従者や人の姿をした使い魔が服を調達していることもある。
■服を沢山持っている。
一々調達する必要がない。全部同じデザインの服でワードロープにズラーッと並んでいるとネタ的な描写になるが、実際にデザインや機能性を好んだり選ぶのが面倒だから効率化などの理由で同じ服だけ着る人は存在するので、それほどおかしいことではないと最近は認識されている。これはファンタジーのキャラにつきまとう、いつも同じ服を着ているという疑問にも答えることができる。
◆モンスターの服
モンスター娘と男子は亜人種族と同じように服を着ている。人間世界で暮らしていることもある。
姿が人間に似ているモンスターは人間の身体的特徴として隠さないといけない部分を毛皮やウロコなどでうまく隠していることがある。
二足歩行の動物モンスターは形状や毛皮や色のつき方が服のように見えることがある。
人や亜人種族と交流があったり仲間になっていると服や鎧を着ていることもある。モンスターは自分で着れないかもしれない、仲良しな者が着せてあけているのだろう。
ペットになっているモンスターもいる。現代のペットのように服を着ていることもある。
モンスターが服や鎧を作れない場合は人が手作りするか仕立て屋や鍛冶屋にオーダーメイドだろう。
人の町でモンスター用の服屋は見かけない。
モンスターと交流のある町にはあるかもしれない。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
以下は紹介した服の感想になります。
ギリシャのキトンを着ているエルフは最近いませんね。亜人種族の服は人間と同じか露出度の高いものかどちらかな感じですね。
露出度が高い服だから描写が簡単というわけでもなく、文章ですと例えば水着のようなと書くべきか下着のようなと書くべきかとか迷いますね。ボディウェアと書くと丁度いいかもしれません。
ボディスーツはSFやロボットのパイロットスーツ、現代のスパイスーツなどの名前でもあります。
ワンショルダーの革製の服はファンタジーによく出てきますが特定の名前が無いようです。着るキャラによって細かく名前も形状も変わるでしょう。
サイドレスの服はサーコートだとサイドレスサーコートがあります。サイドレスサーコートサイド編み上げだと変でしょうか。サイドレスサーコート編み上げ留め、サーコートサイド編み上げとするほうがいいでしょうかね。
トライバル模様を見つけることができてよかったです。
ファンタジーの服には文章で説明するのが難しい独特の模様がありますので助かります。
「このトライバル模様は魔法の光をあらわしている」など模様のモチーフを独自のものにするとファンタジー世界の模様になりますね。
尻尾穴ですが穴に尻尾を通すタイプとズボンの前立てのように切れ込みに尻尾を入れて留めるタイプがあるようです。使わないとき穴を隠す蓋 ポケットのふた (フラップ)みたいなのもつけたりするようです。編み上げや巾着のように穴の縁に紐を通しておいて締めて閉じるのもありですかね。細かい部分ですがちょっと気になる部分ですので補足しておきます。
ファンタジーのキャラがいつも同じ服を着ている、服の着替えをどうしているか問題は気にしないのが暗黙の了解かもしれませんが、服屋ですので言及しておきました。どうしても気になるときは紹介した方法で解決していただくのもいいかと思います。
とても丈の短い服は挿絵だと腕はパッドを入れた黒革の防具をベルトで留めていて防具っぽいですね。
そして肝心なのが胸丈という短さです。
ファンタジーキャラが時々着ている特徴的な服なんですが特定の名前はありません。
紹介したスーパークロップドという名前はインパクトがありますが形状は伝わりにくいですね。
やはり名前がない、わかりにくい服は消えていく運命なのか最近はこの服もあまり見かけないような気がします。ファンタジー感がカッコイイ服なので消えないよう紹介しました。
ファンタジー特有の服や特徴というのは色々あるものですね。見つけ次第追加していきます。




