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追放された悪辣幼女の辺境生活 〜チート魔法と小人さんのお陰で健康で文化的な最高レベルの生活を営んでいます〜  作者: もーりんもも
第二部

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65 ゲルツ伯爵領の作況調査②

 店じまいしたので人がはけた。

 早速キーのボタンを押して地下に降りた。

 スクーターは管理人室だ。そこまで歩かないといけない。

 ちっ。面倒だな。



   ◇◇◇   ◇◇◇



 管理人室に入るとアルフレッドがモニターに釘付けになっていた。

 まあ、分かるけど。


「お嬢! この鏡は何ですか!?」

「私の魔法に決まっているでしょう。外の風景を映してんの」 


 そんなことよりも。


「あれは何よ! 私のスクーターに馬を繋がないでよ! っていうか、地下でフンをさせないでよ!」


 あー。馬を地下に置いておきたくないなぁ。

 馬は地上に出しておくルールにしようかなぁ。


「とりあえず領地に戻るわよ。昼食も食べたいし。メイスンにはキースが付いているから、何かあれば逃げ出すくらいできるでしょ」


 さすがに地下への出入り口があるなんてバレたら大変だから、キースには鍵を渡していないけど。

 騎士なら正面突破で、門をぶち破って逃げてくれ。



   ◇◇◇   ◇◇◇



 アルフレッドにキーのボタンの説明をし、馬で追いかけてくるように言って、私は一人スクーターでブーンと領地に戻った。

 地下道は安心して爆走できる。

 馬なんかより乗り心地がいいし、めっちゃ快感‼︎ フー‼︎





 領地の出口まで到着し、キーのボタンを押すと、静かに天井部分が開いた。

 おぉぉ。

 なんか、いい感じ。格好いい!


 スクーターに乗ったまま地上に出ると、さすがに誰もいなかった。

「待ってろ」とも言ってないしね。

 アルフレッドが解散させたのかもしれない。


「ま。とりあえず屋敷に戻って一休みしよ」



   ◇◇◇   ◇◇◇



 領主館で昼食を食べ始めた頃に、アルフレッドも戻ってきた。


「ちゃんとあなたの分も用意してあるわよ?」

「当然ですよね。恩着せがましく言う必要がありますか?」


 フン。

 ダイニングルームで向かい合って食事をする間も、アルフレッドはあーだこーだとうるさい。


「メイスンにキースを付けたままだと、領内の情報収集は難しいんじゃないですかね」とか。

「メイスンがこの間訪れたあの街で商売をしていたという噂は、既にゲルツ伯爵領で広まっていたかもしれません。面の割れているメイスンを行かせる前に平民を送り込んだ方が良かったかもしれません。うーん」とか。

「この開拓村に大きな塀が出来ていることに、ゲルツ伯爵は気づいておられるのですかね」とか。

 ほんと、うっせーな。

 しゃべっていないで食べろっつーの。


「お嬢。ここへは昼食を取りに戻ってきたのですよね? 食べ終わったなら、早く戻りましょう!」


 なんでやねん。


「メイスンには夕方に戻るって言ってあるわ。そんなに急いで行く必要はないわよ」

「お嬢! あの鏡の魔法をもっと詳しく教えてもらいたいんですが!」

「えぇぇ」


 殺風景な地上の風景が延々と映っているだけの――あ‼︎

 メイスンが店を広げているところの映像を映すの忘れてた‼︎

 くぅぅ! 仕方がない。行くか。


「そんなに言うなら行ってもいいけど、私、待つのは嫌なの。あなたが出て行って、しばらくしてから出発するわ」

「了解です! じゃあ今から行きます!」


 あっそ。

 アルフレッドは本当にすくっと立ち上がって行ってしまった。

 食べてすぐ動くとお腹痛くなるのに。



   ◇◇◇   ◇◇◇



 またしてもスクーターでブーンと管理人室まで行くと、馬の手綱がロープで延長されてテーブルの足に結ばれていた。

 分かったよ。その辺に棒でも立てといてあげるよ。


「お嬢! 大変です! 多分、この動いているの――馬と馬車ですよ」


 ……は?

 慌ててモニターを見てみると、本当に見覚えのある馬車がこっちに猛スピードで向かってきている。

 え? どゆこと?

 二人とも、ろくに調査もせずに、伯爵領を出ちゃってる?


 いや、「門をぶち破って逃げろ」なんて面白半分に考えただけで、フラグを立てたつもりはないんだけど……。

 まさか本当に逃げて来たの?


 追っ手は?

 ……いないみたいだね。

 別に本当に逃げている訳じゃないよね?

 犯罪を犯したとは考えられないし……。


 どういう状況……?

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歴代最強の魔女なんて肩書きはいりません。母になって最高に幸せなので愛息と平穏に暮らしたいだけです

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