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主要人物

大岡(おおおか)新吾(しんご)忠宗(ただむね)：大岡忠相の放蕩息子、実は8代将軍・徳川吉宗の隠し子。普段は吉原の料理屋「喜乃字屋」の用心棒として居候しながら、芝西久保の長沼道場で師範代をしている。時々虎松と名乗り板場に建つ事がある。芝西久保の長沼道場で師範代をしている。

おりん：喜乃字屋の女将。元は火災孤児で善兵衛の養子。新吾を密かに思っている。

佐々木喜兵衛(ささききへえ)：大岡家用人。

大岡美雪(おおおかみゆき)：新吾の妹。

清吉(せいきち)：喜乃字屋の板前。新吾の料理の師匠。

富松(とみまつ)：喜乃字屋の番頭。

岩崎(いわさき)玄(げん)庵(あん)：八丁堀に住む蘭医。新吾の友人。

池田(いけだ)大助(だいすけ)：南町奉行内与力。美雪に想いを寄せている。

政五郎(まさごろう)：火消の親方。

武蔵屋徳蔵(むさしやとくぞう)：口入れ屋。

善(ぜん)兵衛(べえ)：吉原の料理屋、喜乃字屋の亭主。実は甚右衛門の盗賊時代の配下。

本庄甚右衛門(ほんじょうじんえもん)：吉原の顔役で、夢楽楼の主。元広敷番上がりの盗賊、神崎甚内(かんざきじんない)。

大岡(おおおか)忠相(ただすけ)：南町奉行。新吾の養父。

徳川(とくがわ)吉宗(よしむね)：８代将軍。新吾の実父。