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第一話 開花

とある世界で生まれた主人公、その名をフローラ・グラキエスと呼ぶ。

芯:氷

年齢:4歳

好きなもの:ファンタジー作品 甘いもの

嫌いなもの:ホラー映画 辛いもの

夜だからか肌寒く、寂しい。

僕はこの世界に生まれて6年目で野宿をするようだ。


「もしやこれは…!!」

渋くドスの効いた声が響き渡った。

俺が4歳の時、それはもう始まってしまっていた。

「なんだか綺麗ですね…」

メイドは僕の腕を見てそうつぶやく。

「触ってみてもいいですか?」

「ええ??ああ…まあはい…どうぞ…」

僕はぎこちなく手を前に出した。

「ああ!なんだか冷たくて気持ちいいです!」

「それはきっと氷だろう…」

「氷ですか…」

お父様とメイドは不満げに腕を見ていたが僕にはそんなことはどうでもよかった。

「やった!ついに僕にも芯が出たんだ!!」

僕は無邪気に笑っていた。



そうこの世界は3歳から6歳の間にかけ自分の芯が分かるようになる。

その芯は人により変わる。

まあファンタジー物でいう魔法に近しいだろう。

魔法のようにそれを駆使し、戦う。そして生き残ったものが勝者となり正義となる!

さらに、それは基本親の遺伝によって炎だったり水だったり特殊なものだったりと変わっている。

ただ稀に親などとは違った系統のものをもって生まれる者もいる。

それが僕だ!


きっとみんなにちやほやされて、誰にも負けない最強なヒーローになるだろう!

「やったね!お兄様!!」

そう!そしてこの僕には妹のフローラ・イグニスがいる。

妹は一個下で少し天然でかわいい自慢の妹だ。

どうやら妹はまだ自分の芯がなにか分かっていないらしい。その時が楽しみだ。

そんな風に僕は自分の特別さを誇りに思い、楽しい日々を過ごしていた。

ただ、現実というのは残酷なものであると、この時の俺はまだ知る由もないだろう。


「やはりダメか…」

どうやら僕はお父様を怒らせてしまったらしい。

きっと僕の芯について話しているのだろう。

「お前はなぜこうも強くなれないのだ?…」


芯というのは自分のエネルギー量+技量により技に巧がかかる。

そう教えてもらったのを覚えてる!

ちゃんと毎日勉強してるし、なにせ僕は特別!!

この宝石みたいにキラキラしたものをいつか必ず使いこなしてやる!


「……なぜそんなにニヤニヤしている?」

「落ち着いてくださいご主人様!!」

「お前は一度現実を見た方がいい…」

メイド達はお父様を押さえつけようとしているが

お父様はそれを関係なしに僕の目の前にドスドスと音を立てて近づいてきた。


「二年後の入学試験だがその前の日にフローラと戦ってもらう。」

「え!なんでですかお父様!」

「もしお前が負けたら入学はできないと思え」

「急に…そんなのひどいよ…」

「今まで実践演習をサボったお前が悪い。」

そう父は言い後を去った。

メイドも申し訳なさそな様子で後を絶った。


確かに僕は勉強はしていたが自分の芯を使うのが

怖くて実践演習をまったくもってしていなかった。

まあでも間に合うでじょ。

それから僕は実践演習と勉強を繰り返し本番を迎えたのであった。





今回趣味探しの一環として小説を書こうと思い書いてみました。そもそも自分は小説をほとんど読んだことがないのでとりあえずやってみようの精神で書きましたが意外と楽しかったです。まだまだ中三ということで語彙が低かったり色々ぐちゃぐちゃなものですが(笑)少しでも気に入ってくれたらうれしいです!それではまた~!

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