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漫画のような異世界転生!?〜チートってなんだっけ?〜  作者: ねぎとろ
第三章 始動

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第五十二話 ようやくの再会

あ〜。やっぱ牢屋ってこんな感じなんだな〜。目の前にはちょっと錆びた鉄格子!そして壁にくっつけられてるただの木の板のベッド!そして後ろの上側には空気の換気のためか逃げてくださいと言わんばかりの鉄格子で閉じられた換気窓!そして辺一面灰色の石で囲われた四角い空間!つまり!俺は今!捕まっている!!…なぜ!?確かに俺は身分証みたいなやつとか金も持ってなかった!けれど!!なぜここまでガッチガチに固められて牢屋にぶち込まれているんだ!?それに身分証の提示とかお金出してとか言われる前に!!俺まじでこの世界でなんもしてないぞ?強いていうなら人を助けたぐらいだぞ!?いいことだろ!!なのに!なんでこんなに厳重に閉じ込められてるんだ俺!?ほんとに心当たりないんですけど!?ちょっと目の前の牢屋の看守さんに聞いてみるか。


「なぁそこの人」

「…なんだ?」

「俺は確かに怪しい者だけどなんでこんなに厳重に捕まえてるんだ?ここに来る途中までにもうちょっと軽い感じの牢屋があっただろ?なんで俺はここなんだ?」

「それは命令だったからだ。それに俺たちもお前を許す気はない」

「えぇ〜」


まじで何にもしてないだろ俺。それに持ってた武器も全部取られてしまったし。…もしかしてグランディアの時よりスタート酷いんじゃないか?俺こっからどうなるんだろ。死刑とか…ではないよな?流石に。でも捕まった理由が分かってないからどんくらい重たいことしたかがわからないんだよな。それとも身分証とか持ってないことがこの国だったら極刑レベルのヤバいことだったりする?だったらもう諦めるしかねぇか。ただこの胸騒ぎはなんだ?今の状況は普通だったら『終わった』って絶望してるはずなのになんだかなんとかなりそうな気がしてやまない。この自信はいったいどこから湧いてるんだ?まぁ今の俺じゃまともに考えたって意味ないか。だって何にもわかんないし。


「おい罪人!立て!!」

「は、はい!」


なんだ!?びっくりするじゃねぇか!!てかそいつ誰だ?俺の五感だったら余裕で索敵できてるはずなのに…って、今更だけどこの手錠みたいな奴が魔力回路を妨害して魔力が出せないようになってるのか?ここまで技術があるなんて。グランディアとは大違いだな。まぁ俺の助けた人たちも魔法使ってたし魔法が普及してるって考えれば作っとかないとすぐに逃げ出されるか。そんでこの人は誰でございましょうか?ただ、強いなこの人。多分圧だけならフィゾウズ…いや、モンタグニアくらいか?それでもバカにできない強さだな。全く隙を感じない立ち姿。


「あんたがこの国で一番強いのか?」

「…そうだ」


やっぱりそうなのか。ただこの国だとだから他の国にはもしかしたらもっと強い奴がいるかもしれないって考えるとこの世界、グランディアよりも全体的に強そうかもな。


「さて、罪人よ。貴様に問う」

「は、はい」


一気に圧が強くなった。なんか尋問にしては感情的だな。なんでだ?


「この槍をどこで手に入れた?」

「え?」


デクスタの槍?なんで?どこで手に入れた?…いや、おかしい。違う世界に同じ武器…ってわけはないか。じゃあなんで?元々この世界にあったものなのか?だったらもしかして!!


「…デクスタ」

『ズガァァァァァァァンンンンンッッッッ!!!!!』

「なぜ、なぜ!!なぜお前がッ!!なぜお前がその名をッ!!!」


あたりっぽいな。


「俺はあいつと知り合いだ。…とりあえず俺の話を聞いてくれないか?」

「…」

「騎士団長!!こんな怪しいやつの口聞かなくていいじゃないんですか!?だって、おそらくこいつはッ!!あの副団長を!!」


確かに俺は怪しいし、あいつとの関係性とかがなんとなく見えてきたから確かに俺を信じられないのもわかるけれども。…さて、団長さんはどうだ?


「…いいだろう。嘘偽りなくしゃべろ。場合によってはお前を殺す」

「ああ、俺も俺の状況くらいわかってる。嘘なんてつかない。…ちょっと長くなる」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「俺の無実はわかってもらえたか?」

「…ああ。誠には信じ難い話だがあまりにも証拠が揃いすぎている」


ふぅ。ようやく信じてもらえたか。ただこの人も相当心にダメージが入っただろうな。探していた自分の部下が異世界でバケモンにされていた。それでその世界の人間たちに攻撃を行なっていたって聞いたら普通だったら信じられないよな。俺だっておんなじ立場だったらおんなじ動揺をすると思う。その点、この団長さんはとんでもなく強い。この話を聞いて確かに悲しんでいたけど、今じゃ『あいつの分まで生きてやる』って顔になってる。ほんとに足した人だよこの人。俺だったら立ち直れないかもしれない。


「すまない。どうやらこちらが早とちりしただけだったようだ」

「いや、俺もあんたの立場だったらおんなじことをしてたと思うしいいよ」

「…身勝手な願いだとはわかっている。だが、この槍はこちらで預かっても良いか?」

「ああ。俺が持ってるよりもあいつが喜ぶだろうしな」

「感謝する」


…元の場所に戻れてよかったなデクスタ。

           ああ。ありがとう。アキラ。

…いや、お礼を言うほどじゃねぇよ。誰でも元の場所に戻りたいって思うことは一緒だしな。…とかカッコつけてたけど俺の主戦力である武器無くなったんだけど。あれ?俺これ詰みか?…まぁ今目の前にいる奴らの笑顔で等価交換ってことで。さて!


「なぁ、水を差すようで悪いけど俺はこの国に入っていいってことか?」

「ああもちろんだ。それと少しばかりの感謝の品を持っていってくれ」

「感謝の品?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いや〜、色々もらっちまったよ。それにしても金だけではなく武器までくれるなんて。冒険者になれば冒険者の証で大体の国に金を払わずに入れるってこととか色々教えてもらってまじで感謝しかないぜ。


「う〜ん!」


久々の日の光は気持ちいいな〜。てか俺半日くらいずっと閉じ込められてたのか?俺がここにきた時にはまだ日がのぼりきってないくらいだったのにもうそろそろ日が消えそうだし。さて、まずは宿を探すか。腹は…確かに空いてるけど今はそれよりも寝床だ寝床!それにもしかしたら飯も食えるかもだし!さて!探しますか!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁ、はぁ。ここ、か?」


とにかく入ってみるしかない。


「あらいらっしゃい。ここってことはあなたは冒険者志望かしら」


い、いッ!いよっっっっっっシャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!ようやく!!!ようやく着いたぞこんちくしょうがッ!!!!この街デカすぎるんだよ!!!!聞き込みしまくって迷いまくってようやく着いたぞ!!!!!!冒険者ギルドの近くでいい感じの宿がいいなんて欲張った俺も悪いけど!!!!それでも街がデカすぎて俺のせいじゃねぇだろ(?)!!!!!!!


「あの、部屋空いてますか?」


頼む頼む頼む頼む!!!!まじでようやく見つけたんだ!!!もうこれ以上街を歩き回るのは嫌だ!!!!もう日は落ちきってしまったしマッジでここしかないんだよ!!!!お願い!!!!マッジでお願い!!!!!一部屋空いてろ!!!!


「部屋ねぇ。確か奥の部屋なら空いてるけれどそこでいいかしら?」

「はいもうそこでお願いします!!!」

「じゃあ銀貨3枚ね」

「これで!!!」

「はい。じゃあお釣りとこれ、鍵ね。部屋は2階登ってからそのまま直進したところにある部屋ね」

「はい!あざます!!!」


急げ!!もうやばい!!!!足は死にかけ精神もボロボロもう雑巾よりもボロボロの満身創痍!!!!


「ッ!!!あの部屋か!!!!」


まずは急いで行ってから一撃で鍵を滑り込ませてドアをそっとぶち開ける!!!!そのまま鍵を抜き去りその勢いのまま左ターンからのドアを閉じてこっちも一撃で鍵穴に鍵を刺して一瞬で鍵を掛ける!!!!!そしてそのままのスピードを維持しつつ鍵を抜いてそのままベッドにッッ!!!!!!!


「はぁ、つかr」

どうも。ねぎとろです。今回も深夜帯の投稿です。そして最近思い始めてるんですけどやっぱり土日のどっちかに投稿したほうがいいですかね?やっぱ月曜はクソだるいので土日のゆっくりしてる間に読めたほうがいいんじゃないかと最近思い始めまして、なので次は19日の19時くらいに出せるように頑張ってやりたいと思います!と言うか今まで土日のどちらかに投稿してたのになぜいつの間にか月曜の朝っぱらになったんでしょうかね?まぁ大体予想はついてると思うんですけど。まぁこっからまた戻していこうと思うのでこれからもどうぞ読んでください!!それでは!!!

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