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自分勝手な想い
だが、しばらくすると俺は三人の女性達とまた関係を持つようになる。
実は三人はお互いが俺と肉体関係がある事を知っていて、それを容認していたのだった。
知らないのは俺だけだった。
「みっくん、私達は不幸になんてならないわ。だって、本当に好きな人と深く激しく愛し合えたんだもの。その思い出があればこれから先も不幸なんて感じたりはしないわ」
三人の女性の前で自分の持つ罪悪感や今後の不安を吐露した俺に玲子さんはそう言って、天空や小夜姉と共に優しく微笑むのだった。
(皆んなが不幸になるなんて、俺の勝手な思い込みだったんだ)
一筋の涙と共に俺は自分の身勝手な思いを洗い流したのだった。




