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見習い魔法使いが最強に至るまで  作者: 鬼仁雪姫
第8章
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93話 事後処理と新たなる冒険へ4

あけましておめでとうございます。




「そもそも俺と対立してきた以前に腹立たしく思ってるところが有るんだ。」



そう言ったノトさんはカリナリーさんを見据えて指を指す。



「お前の言う通りにすればする程、恥ずかしがられるんだが?」


「.....あ〜、そこだけ覚えてるのね〜。それを言うなら貴方が困らせることをした結果だから私のせいにして欲しくないわね〜。」


「でも俺は以前にこれはここの一般常識だからと言われたんだが?」


「そもそもこの世界の子じゃないんだから仕方ないんじゃないかしら〜?」


「.....いや、もっと前に...試したことが、ある、から。言ってないけど。」



視線を遠くに投げて言いにくそうにしているが話の内容が全く見えない私は首を傾げるしか無かった。



「どうせ上辺だけって分かってたからでしょうね〜。」


「うぐっ。」


「まさかと思うけど続けてないわよね〜?」


「んな事今はする暇もしたいとも思わねえよっ!」


「どうしてかしら〜?暇あれば暇潰しといってその時みたいに手が出るんじゃないかしら〜?」


「人聞き悪いこと言いやがってっ!手は出てないしお前の言う男からのされて嬉しいことはそんなに深いものでも無かっただろうがっ!」


「っ。」


「!!」



ピクリと体を反応させると何かに気付いたようにノトさんは押し黙る。カリナリーさんは今の状況に持っていけたことが満足なのかニヤニヤと楽しんでいる。



「今の詳しく説明願います。」


「え゛っ。いや、何もしてないから。」


「したとかしてないとかじゃなくてどういう事なのか、何を教えてもらったのかの内容の説明をしてくれればいいんです。」


「......凄んでも拒否させてもらう。絶対まともな精神で聞いてられないし、メシスの作業も終わってるし。」



カリナリーさんとの会話もしかり、今のやり取りもあって作業が終わっていたのを言い出せず黙っていたメシスさんが完成したものを渡してくる。警戒は怠る事無くノトさんを通し受け取ると前と少し造形が違い雫と雪の結晶の様な形をしていた。



「嬢ちゃんの二つ名と得意な魔法から造形を変えた。気に入らなかったら作り直す。」


「いいえ、とても綺麗です。」


「これは『付与』かけにくいよう作ってくれたな。」



同じものを作るとスペックの高い魔具が出来上がってしまうそうなので元々の器を小さくしたり工夫したそうだ。



「要らんことしてくれるな。」



もう一度私から受け取ると『付与』を発動する。前は一瞬だった作業に手間取っているのか時間を掛けている。



「チッ、本当にこれ以上は無理だな。」


「前と同じでいいと言ったはずですけど。」


「前と同じにするのにも苦労してんだよ。」



そう言いつつ付与が終わったのか私に突き返そうとして何かを思いついた様に止め、自らの手で付けてくれる。



「あ、ありがとうございます。」


「これが無理なら無理だろ。」


「どういう意味ですか?」


「後でな。さてお前らの処遇だが。」



真剣な声音に戻り目を細めるノトさん。誰しもが息を飲む。



「エルシリラへの帰還及び店の営業再開だ。」


「「え?」」


「何となく予想出来てた、かな。」



目を丸くし信じられないと言った感じだ。



「さっきも言ったが俺は害されたと思ってないんだから当然の沙汰だろう。それとも、何だ?贖罪できる様に何かを望むか?はっきり言ってそっちの方が俺は面倒くさいしただでさえ忙しくなるのに構ってる余裕無いっての。てことで決定事項。少しくらい魔法使いが居てもいいだろ。それにカリナリーは、...............いや、何でもない。」



結局面倒いと言う理由で片付けをした。寧ろ今まで助けて貰っていたのだから殺すには忍びないというのが本音だと思う。絶対に言わないだろうけど。



「その後どうするかは任せるわ。死にたいなら死ねばいいし、どっちにしても長寿ってだけでいずれは死ぬ運命さだめを待つってならそれでもいいし。」



その後二人がどんな判断をしてこれからを決めるのかは私たちには分からない。けれど二人だけの人生だけじゃ無くなるのだから今までを忘れて、とまでは言わないけど幸せに暮らして欲しいと思う。



「てことで後はここの管轄を一任している奴が来てどうにかしていくだろうからそれに従ってくれ。以上だ。」















短くなってしまいすみません。

何だか幸先の悪いスタートを私的な事ですが切ってしまい悲しくなってたところです。

気を取り直して書いていきますので本年もよろしくお願いします。

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