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六花廷へようこそ!

作者:秋山 楓
 俺こと野村が通う六花総合学園は、十年前までお嬢様御用達の女子高だった。

 現在では共学になり、一般生徒にも門戸を開放している。しかし少数派になったとはいえ、政治家のご息女や大企業のご令嬢という、お嬢様な身分が消滅したわけではない。彼女たちは『六花繚乱倶楽部』という部活を組織し、お嬢様同士で結束していた。

 お嬢様の我が儘の最たるものが、『六花廷』と呼ばれる裁判だ。

 お嬢様たちは、日ごろの鬱憤を晴らしたり格下の相手に立場を知らしめるために、日常で起こった不快な出来事を六花廷へと訴える。例えば男子にパンチラを目撃されたとか、スマホを覗かれたとか。

 対して、六花廷でお嬢様と争うために組織されたのが、俺も所属する『六花弁護団』だった。弁護団は事件の内容を調査し、六花廷で被告人の弁護をする。

 ただ六花廷の本質は、お嬢様の暇つぶしにある。つまり弁護団は、ただの道化。故に俺が入団してから、今まで一度も無罪を勝ち取ったことがなかった。

 ある日の放課後、生徒会長からお遣いを頼まれたため、俺は六花繚乱倶楽部の部室を訪れる。そこで不慮の事故により、繚乱倶楽部の部員でありクラスメイトでもある千石千代子の全裸を目撃してしまった。もちろん、彼女は六花廷へと訴え出た。

 俺は自らを弁護するために、幼馴染である有川シュウ、そして友人の周防と共に事件を調査することになるのだが――。

 元お嬢様学校を舞台にした裁判ラブコメディ!!

※この作品はカクヨムにも掲載しています
メモ:2024年9月7日改稿済み
プロローグ
2017/06/28 20:00
第3章 幼馴染のアイツ
2017/06/29 21:00
幕 間 作戦会議1
2017/07/02 12:00
幕 間 作戦会議2
2017/07/03 20:00
第8章 現場検証
2017/07/04 20:00
第9章 彼女が戦う理由
2017/07/05 20:00
第10章 生徒会長の嘘
2017/07/06 20:00
幕 間 作戦会議3
2017/07/07 20:00
第11章 六花廷、開廷!
2017/07/08 20:00
第12章 千石の気持ち
2017/07/09 20:00
第13章 それぞれの思惑
2017/07/10 20:00
第14章 これにて閉廷!
2017/07/11 20:00
エピローグ
2017/07/12 20:00
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