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八星の奥へUターン  作者: セカイエーゼロ?
第1章:かき氷にブラッドオレンジのシロップをかける
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恋愛発展編2/6:裏切りの躊躇い

ようやくレポート課題が一区切りつきました。決して小説の事を忘れてたわけじゃないです。


人物紹介

【ノージー・ハクーバ】(2)

この世界にいる女の子達とハーレムを作るために強くなる男。

実力はかなりのものだがチオニスに圧倒され、スターエイトにはなれなかった。

フレイジスとの会話で、”演技派なのは僕だけじゃない”,”身近の女の子に気をつけな”と発言している。



【??????????】


「チオニス・フエーラーを行動不能にし、その隙に奴を捕らえる。出来るよな?お前をターンライト学園に送ったのも、我々で奴に復讐するのが理由だからな。」


「まさかこの1か月半で、特別な感情が芽生えた訳じゃないよなぁ!?」


「……()は」




【フレイジス・コルエス】


「ぐおおぉぉ!」


「……はっ!」

「やぁ!」


「がああぁ!?」


俺とマンダリンはチオニスの家がある森へ向かう道中、次々と現れるモンスターと対峙していた。


「少し休憩……と言いたいところですけど、難しいですね。」


「そうです……ね!」


俺達は体力の消耗の事をなるべく頭に入れず、チオニスの家まで向かった。


「はぁっはぁっ……ここです。」


「こんな所に住居があるなんて……私達王族も把握していませんでした。」


マンダリンは驚いていた。

ここにチオニスはいるだろうか……?


「……コルエスさーん!」


「……っ!?」


呼びかける声がしたので振り返ると、パンチズとオイシーネがいた。


「どうしてここに来た……?」


「大変な事になってるみたいなので、ついてきました!」


「学園に来た時にオイシーネを見かけて、俺も同行することにした。今日の事は俺から親父に伝えておく。」


「ありがとう、助かる。」


二人が来て心強い。


「それと……ん?王女様!?」


「コルエスさん、いつの間に王女様と友達になったんですか!?」


「いや……チオニスを助けるのに協力してくれるみたいで……」


「……クラスメイトの一人なので。」


さっきは顔を赤らめてチオニスの事を口にしていたが、今回は冷静に答えた。


「よろしくお願いします、王女様。さて……フエーラーはここにいるのか?」


パンチズがそう聞く。

俺はドアを叩いたが……


「返事がないですね。」


「フエーラーはいないのか?」


「そのようですね……」



【チオニス・フエーラー】


<コンッコンッ>


(おい、誰かが扉叩いてるぞ。フレイジス・コルエスじゃないか?)


「……。」


(まぁ、仕方ないか……)


……踏ん張って出そうとしたう〇ちが丁度出た。

トイレから出て対応したいが、それどころじゃない……



【フレイジス・コルエス】


「家にいないようなので、一度休憩してから二手に分けて探しませんか?」


オイシーネがそう提案してきた。

全員が承諾し、20分程休憩した後話し合った結果……


俺とオイシーネ、マンダリンとパンチズの二手に分かれることにした。

俺はオイシーネと話をしながらモンスターと戦い、探し続けた。


「はぁはぁ、フエーラーってこんな危ない所から学園に来てるんですね。」


「はぁっはぁっ、そのようだな……あいつは強いから心配はしてないが。」


疲れた俺達は崖の隙間を見つけ、その中で休憩することにした。


「……やっぱり強いですね、コルエスさんは。」


「……チオニスと出会うまでは俺が一番強いと思ってた位には、自覚している。」


「……コルエスさん。コルエスさんがこの学園に来た理由って、強くなって世界最強になる為でしたっけ?」


いきなりオイシーネがそんな事を聞いてきた。


「……そうだ。俺がこの世界の誰よりも強くなって、モンスターから大切な人を守りたいと、昔から思っていたから。」


「……コルエスさんって、物語の主人公みたいですね。」


「……自分で言うのも何だが、確かに似てるかもな。」


物語の主人公か。

俺が物語に例えるとどんな人間なのか、今まで考えたことなかったな……


「私は……一つの()()を渡されて、この学園に来たんです。」


「はっ?」


目的?

そういえばオイシーネがこの学園に来た理由を、今まで聞いてこなかったな。


「私は、小さい頃家出をしたんです。お父さんがいつも私を殴ってきて、それに耐えられなくて……」


虐待か……

そういえばゲソダーネ姉妹もお母さんから虐待を受けていた。

毒親持ちの人って、意外と身近にいるものだな……


「家出して私を拾ってくれた人がいて、その人がお父さんの知り合いだったんです。」


そんな偶然……とも思ったが、俺とチオニスが異母兄弟という事実があった以上、そんな偶然もあるのかもしれない。


「その人が言ってたんです。私のお父さんがあんな風になった理由を。」


「……何だ?」


「お父さん、昔一人の子供にボコボコにされた事があって、そのせいで”ガキを見るとイライラするようになった”って。酷いですよね。」


「そんな親がいるのか……?いくら子供が嫌いだからって、実の娘に手を掛けるなんて……」


「私は、お母さんが私を産んだ直後にいなくなっちゃったから。お父さん、昔は優しかったから、そんな風にお父さんを変えたその子供に殺意が芽生えて……私は、お父さんが痛めつけられてるのを見てたから、尚更……!」


オイシーネから涙が流れた。


「それに、私を拾ってくれた人は2年前に、子供に家を燃やされてて……!その子供が……私のお父さんを痛めつけた子供と同一人物で……!」


「はっ……?」


「私は……その子供が来るっていう情報を手に入れて、この学園に来たんです。」


「……。」


「私が復讐を誓った奴は……私の想像とは違う人でした。」


「……は?」


最低なガキだと思って聞いていたが、何かあったのか?


「その人は私に優しくしてくれて、正義感があって、勉強も教えてくれて……演技じゃないかって疑ってても、心の奥底では……好きになっちゃいそうな位に……!」


「……ん?」


違和感が出てきた。

勉強を教えた?オイシーネに?俺以外に誰かが……?


「その人は……その人は……」


「……その人は?」


オイシーネは少し言葉が行き詰っていたが、しばらくし

「あなたです。」

(ガンッ!)


…………………は?




(~数時間後~)


「……!」


ここは……どこだ!?


「目が覚めたか、フレイジス・コルエス。」


何だここは!?体が麻痺して動かない!?

一体どうなって……!?オイシーネは……


「今”奴ら”にチオニス・フエーラーの家へ向かわせています。」


「よくやった。ふふ、彼女を学園に向かわせたのは正解だったな。」


「……何?」



何故こいつらからチオニスの名前が!?


「彼女……まさか……!?」


「そうだ、私も心配していたが、彼女は見事君を裏切ってくれたよ。パフエア・オイシーネがね。」


どうか私に……星という恵みを……

あげたくないという人はブックマークしてくれるだけでも嬉しいです。

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