恋愛発展編1/6:八星の誰か
小分けに色々やりすぎて整理する必要が出来てしまった
人物紹介
【ミカミン(チオニス・フエーラー)】
遠くの国で出会ったノチーノにより、ダンスアイドルをすることになってしまった。
このニックネームの由来は……
【フレイジス・コルエス】
「お前、アイドルというのをやるらしいな。」
「……色々あってね。」
チオニスがそんな事に手を付けるのは予想外だった。
というか何だ”ミカミン”って。
本名と全く関連性がない名前だな……
「……これから僕の事を応援してね、お、にいいいいちゃん♪」
「……ぶりっ子はあまり好きじゃないんだが。」
「おふざけだよ。でも今後はこんな事言わなきゃいけないの面倒臭い……」
「別に冷たい系とかでも良いと思うけどな……」
その後、俺たちは学校に着いたが……
「(ザワザワ……)」
一般クラスの生徒がたくさん集まっていた。
一体何故だ……?
「……来たぞ!捕らえろ!」
「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」
「「なっ!?」」
集まっていた生徒が、一斉にチオニスに襲い掛かってきた。
「えっあっえっ?」
チオニスは動揺していたが、その後生徒に殺意を向けていた。
あ、まずい!
「待てチオニス!ここは俺に任せてお前は逃げろ!」
「え、あ……なるほど、分かった。」
学園側が一切責任を問わないといえ、大量殺人が起こらなくて良かった。
「おい、何故チオニスを狙う?」
すると一般クラスの生徒は落ち着いて……
「あいつを捕らえれば、1000000エェン貰えるんだよぉ!」
「俺を見下すあいつを見返してやるんだよぉ!」
「ハクーバ様に傷つけておきながら、勝手にダンスアイドルになったんだよ。当然でしょぉ!?」
「捕らえると言っても、一体誰にだ?」
「”トオクー王国”の第一王子にして、”ターンレフト学園”の理事長、アーク・オッズ。」
オッズ?
この学園の校長と同じ名字だ。
それに……ターンレフト学園……
世界に2校しかない ”強さを極める学園” 。
ターンライト学園が1校目だとすれば、ターンレフト学園は2校目にあたる。
今更ターンレフト学園が、チオニスに何の用だ?
「……お前、フエーラーと一番仲がいいだろぉ!?じゃあお前が人質になったら、ノコノコと戻って来るだろぉ!?」
「……確かにそうかもしれない。だが、お前たちに俺は倒せないぞ。この学園で俺より強いのはチオニスだけだ。」
「やって見なきゃ分かんねぇ!」
「お待ちなさい!」
「「「……?」」」
声がしたので振り返ると、マンダリンがいた。
「……チオニス・フエーラーは、王女の私が捕らえます。」
「「「はっ!?」」」
マンダリン……?
同じスターエイトのチオニスを……自らを助けたチオニスを裏切るのか……!?
「私に任せてください。そうしたら、ここにいる方たち全員に、王族の権限で800000エェンをお与えします。」
「「「う……うおおおおおおぉぉぉ!」」」
そうすると辺りが殺気が急に感じなくなった。
「ふぅ……コルエスさん。少し良いですか?」
「……。」
本当に裏切ったんだろうか?
俺はマンダリンと二人で、誰もいない場所に来た。
「ふうっ……どうすれば良いんでしょう……」
「……王女様?」
「私はクラスメイトを売るような真似はしません。それに、知りたいんです。何故トオクー王国がフエーラーさんを捕らえようとしているのか……」
「……裏切った訳じゃなかったんですね。」
「……別に! フエーラーさんを助けて、私の事を好きになってもらうって訳じゃないですからね!私がフエーラーさんを助けるのは、別に好きだからじゃないですからね!」
分かりやすいな。
以前チオニスに助けられてから、マンダリンは頬を赤くして目を合わせる度にそっぽを向いている。
「とりあえず、逃げたチオニスを探すか。」
「そうですね。」
”逃げろ”としか伝えていない為、どこに行ったか分からないが……一か所心当たりがある。
モンスターがいる森に囲まれた、チオニスの家しかないだろう。
俺とマンダリンはチオニスの家に向かった。
だが、その時は知らなかった。
「……。」
俺達と深く関わっている人物につけられていたことに。
「今はフエーラーが捕らえる対象だけど、私はあなたを捕らえなきゃいけない。人質に出来るし、仇も取れる。そうでしょう……オッズさん。」
どうか私に……星という恵みを……
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