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八星の奥へUターン  作者: セカイエーゼロ?
第1章:かき氷にブラッドオレンジのシロップをかける
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初ギルド依頼編3/4:無数の乳児

実はチオニスはまだ本気出してません。

……書いてる自分でも思うけど、たった15年半でどうやってそこまで?



【フレイジス・コルエス】


『依頼:新種のダンジョンを攻略、ドロップアイテムの回収』


「こちらの依頼ですが……専用の”アイテムボトル”を別途でご購入して頂く必要があります。」


「大丈夫です、買いました。」


「はい、そうでしたか。では、この地図に記されている場所に新しいダンジョンが生まれましたので、攻略をお願いします。」


ガーナンさん、昨日の事があったのに冷静だな。

とりあえず、依頼を受ける事が出来て良かった。


……”アイテムボトル”。

ダンジョンのドロップアイテムが必ず持っている”成分”に反応し、回収する。

ボトルのキャップを開ければ、近くのアイテムを回収してくれて、上限はない。

製作者は不明。


このボトルは高かったが、16歳の誕生日プレゼントとして母が買ってくれた。


「……2か月後、チオニスに買ってやろうかな。」


そんな事を思いながら、俺はダンジョンへと向かった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


しばらくして、俺は目的のダンジョンに着いた。

入口の近くに魔法陣があり、そこに立つことで発動して中にテレポートする。


中は青いレンガの壁に覆われた室内で、ただただ一直線に道が出来ていた。


「キシャー!」


ダンジョンが生んだモンスター達が俺を見つけて襲いかかってくる。


「はぁっ!」


次々と炎魔法で蹴散らしながら進んでいくが……


「キシャシャ」

「ボーボー」


「多いな……」


モンスターの数が多すぎる。

ざっと数えて……今見える奴を数えても、500匹以上はいる。


「シャーッ!」

「ぐっ!?」


俺が道を進んでも、その後モンスターが生まれて、後ろから襲い掛かって来る。

生まれたてのモンスターだが、身体能力は大人と同じぐらいありそうだ。


「ふっ! はあああぁぁぁ!」


キリがないので、チャージ魔法を発動し、炎魔法を両手に溜める。


「はあああああああぁぁ!」


全てを燃やす勢いで、溜めた炎を放出した。


「はぁっ……はぁっ……」


「……キシャアァ!」


「くっ!」


倒しても倒しても、生まれたモンスターがどんどん襲い掛かって来る。

一直線の道だから躱しようがない。

次々と来る攻撃に耐えながら、溜めて放つ動作を繰り返して前に進んでいった。



(~しばらくして~)


「はあぁっ!はあぁっ!」


一直線に進んだものの、行き止まりだった。

どうなってるんだこのダンジョン!?


「キッシャアア!」


「はぁっ!はぁっ!くあぁ!!」


どこかに隠し通路があったのか!?

俺は進んでいた道を引き返そうとする。


「ボウッ!」

「がっ!?くっ、この!」


切り傷が沢山出来ているが、気にしている場合じゃない。

少しでも気にしたら、数の暴力で殺されてしまう。


俺は隠し通路を探す。

すると……


「これは、薄くて見えにくいが……魔法陣?」


チョークで書いたような魔法陣があった。

俺はその魔法陣に手をかざす。


(ピカーン!)


「くっ!?」


体が光に包まれていた。

目を開けると……


「……ここは?」


密室の中にいて、前には赤い扉があった。

ここが……このダンジョンのボスがいる所か?


「はぁっ、はぁっ……やっと……がっ!」


切り傷はダンジョンを攻略するまで治せない。

ならば少なくとも、疲労した体力を回復するべく、横になった。

ここにはモンスターが1匹も沸いていない。


「はぁっ……」


横になった途端、俺は眠りについていた。



【ギルド】


「なぁ聞いたか?あの五星クラススタートの新人、単独でダンジョンの依頼を受けたらしいぜ?」

「あの”四星クラス”以上しか受けれないダンジョンか?」

「ダンジョンってさ、5、6人でパーティを組んで行く所じゃないの?」

「凄ぇよな。四星未満お断りとかのダンジョンなら、五星でも3人はいないと危険だと思うんだが。」

「あいつそろそろ死んだかな。」


たった一人で難関なダンジョンを受けているフレイジスの事を噂する1組のパーティがいた。

どうか私に……星という恵みを……

あげたくないという人はブックマークしてくれるだけでも嬉しいです。

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