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八星の奥へUターン  作者: セカイエーゼロ?
第1章:かき氷にブラッドオレンジのシロップをかける
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不払いの代償

下書き書いてたのに投稿するの忘れました。


人物紹介

【チオニス・フエーラー】(2)

1位からなんとか降りようとしていたが、フレイジスとの出会いがその心を変え始めた。

現在は、フレイジスが本気の自分を倒すまで1位で居続けようと思っている。

様々な人物が彼について調べようとするが、ほとんどが不明。



【ウオドワー・キチエエテ】


「……へへっw、あいつらの力を利用すれば絶対負けないんだ。」


ワイは今、森に入ってあるモンスターを探している。

何故かって?ワイにとってあいつらが必要だからだ。

最近は他のスターエイト共に負けっぱなしだ。それは、あいつらの力を使ってないからだ。


特にコルエスって奴、あまりにも気に食わない。

フエーラーを倒すまではいいけど、倒して世界最強になるとかガキみたいな事言っておいて、あの先生の息子や可愛い女と仲良くしてるとか……

思わず、”うおw”とか”きちーw”とか言いたくなる。


ワイはガキに嫌われる。ガキはワイの事を分かってくれない。

コルエスもそうだ。何一つワイの気持ちを理解せず、目障りな行動ばっかりしてる。


(ピーピー)


「……遅いんだよ!」


目的のモンスターが来た。

”イヤシヨコ”。何十体かの群れで行動しているモンスター。

モンスターは基本、人を喰う事だけ考えてる。

こいつらは一人一人が弱く、人を喰えないから群れで生息する。そして集団で一人の人間を喰う。


(何だその態度は!俺達はお前が体を喰っていい事を条件に協力してるんだから、人間のお前はこのモンスター様に身の程を弁えろ!)


「……弱いくせに強く見せるのはええてw どっちが上か思い知らせてやる!」


ワイは多言語魔法でモンスターとこうして話すことができる。

そして、こいつらイヤシヨコは……


(ブチッ! グチュ!)


(助けて、ママ……やだあぁ!ごめんなさい、ごめんな……)


一匹ずつ的確に処理していけば、戦闘未経験の子供でさえも勝てるほど弱い。

ワイは次々とイヤシヨコを踏み潰し、確実に殺していく。


多言語魔法を使えるワイみたいなのしか分からないが、基本モンスターは人間を下に見ている。

ただし、自分が死にそうな時に限ってはもの凄く命乞いをしてるのだ。


(分かった、協力する!。明日のあなたの戦いに協力する!だから私と子供たちを殺さないで!)


親玉が命乞いを始めた。こうなれば、完全にこっちの物だ。

そんな時だった。


(ガブッ!)


「ぎゃっ!?」


痛ええええぇぇぇ!?

何者かがワイの足首を強く噛んだ。


(ママは諦めても、俺達は諦めてたまるか!)

(そうだそうだ!)


すると、生きているイヤシヨコ全員の体が光って……まさか!?


(ガジッ!グチュ!)


「あ、あ、んあぁぁ!?」


あ、やめろ!やめろぉ!

そう言いたいが、叫び声が先に出て言えない。


そう、これがイヤシヨコに頼った理由。

イヤシヨコは人間も使っている”ストロング魔法”を覚えている。

この魔法は自分か誰か一人に使用し、素の攻撃力を底上げする魔法だ。

ワイは入学するための実技試験の時、こいつらを使って……ズルをした。


(さっき命乞いしたのが馬鹿馬鹿しくなった!力なき人間の屑め!)

(前に協力した分、肉体で支払ってもらうぞ!)


「やめろ、やめて、くれ……やめ……てくださ……」


ワイは死ぬのか、こんな所で!?

多言語魔法を一切活用できずに!?


「誰か、助けて……!」


ワイはモンスターの言語で助けを求めた。


「助けてほしい!誰か!今のワイに残ってる体、助けたら喰っていいから!こんな、イヤシヨコなんかにぃ!」


モンスターから助けが来ないのは分かってる。

既に、両腕を喰われた。全身血だらけになっていた。

もう、駄目だ。


……そう思った時だった。


(ズゴォォン!)


「……え?」


今にでもくたばりそうなワイを、助けてくれたモンスターがいた。


(全く。()()()()を喰うなんて、汚らしいなぁ。)


「だ……れ……?」


(喰うなら、()()()調()()してからの方が良いのになぁ?)


何かを喋っていたが耳には届かず、そのままワイは意識を失った。



【フレイジス・コルエス】


「あ、おはようフレイジス。」


「……なぁチオニス、知ってるか?」


「え?」


「キチエエテが、行方不明になったらしい。」


今日は順位変動戦の日だ。

スターエイトだけじゃなく一般の生徒も気合の入る日だが、パンチズ先生は少し落ち込んでいた。

俺は先生に何故落ち込んでいるのか聞いた。帰って来た回答は信じられなかった。

先生が”キチエエテの母から息子が帰ってこないと連絡が来た”という。


ターンライト学園は”授業外の生徒の殺害や死亡には一切の責任を負わない”ことになっている。

ただ、先生は違った。息子だけじゃなく、俺達の事もちゃんと思ってくれたのだ。


俺も今日まで隣の席で過ごしてきた。

チオニスやオイシーネのような特別な関係は俺にはない。

ただ、スターエイトが一人死んだとなると、思うところが沢山ある。

いや、もしかしたら死んでないかもしれない。俺は自然にそう願っていた。


「……そう。ってか、その場合総当たり戦ってどうなるんだろうね。」


ほとんどキチエエテとの関りがなかったチオニスは少ししか反応しなかった。


「さぁな。もしかしたら、今の9位が代理で入ってくるかもな。」


『スターエイトの皆さん、これより順位変動戦を始めます。会場までお越しください。』


案内のアナウンスが鳴った。

俺はキチエエテの事を胸にしまい、チオニスと共に向かう。

……次は勝つぞ、チオニス!


どうか私に……星という恵みを……

あげたくないという人はブックマークしてくれるだけでも嬉しいです。

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