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主人公にも安息を  作者: マト4
夏季大会編
93/141

EXP.93 目標へ向かって

以前シアさんに聞いたのだがそもそもOSオリジナルスキルとは『LWレジェンドウエポン』と呼ばれる唯一無二の武具アイテムにのみ付いているもので、入手方法はサーバーに一体ずつしかいない固有モンスターを倒すしか無い。


更に固有モンスター自体がOSオリジナルスキルを保有している為倒す事自体が困難な上、個体によってはエリアに住み着く物や定期的に移動する物などに分かれる。


楓月さん曰く『黒嵐ブラックバーサーカー』のOSオリジナルスキルを起動すると視界に三等分した範囲が表示され背に現れる三重の円がそれを示しており、範囲移動をするとクールタイムが発生しその間は範囲を示す三重の円から一つ円が消え回復すると再び現れる。


因みに『疾風』はその範囲の一つへ本体を移動する物らしく『突風』は剣が触れてる相手と範囲内の物体を入れ替えるスキルで一度に二つの範囲が使用不可になるので基本はあまり使わないらしい。


黒嵐ブラックバーサーカーの説明はこれ位にして二つ目の頼み事が、


飛翔エリアルの達人を教えてもらう事だった。


勿論、僕の師であるつじきり先輩に習おうと思っていたが……。


「私は空中移動くらいにしか使わないから実戦的なものとなると、教えられないな……」


との事で他に誰かいないか聞いたところ、


飛翔エリアルを戦闘に活用する奴自体が少ないしな〜上手い奴となると中々……あ、良い奴がお前の身近にいるじゃないか」


と言われたので詳しく聞こうとしたら「それくらい自分で考えろ!」と叱られたので思い当たった楓月さんに聞いたのである。


すると、


「俺じゃないな。銀髪くんの身近となると…………あ、良いヒント思いついた」


それは言われれば納得する程の簡単な答えだった。


「いつもは元気で滅多にキレないが、好きな子の為なら問題だって起こす……そんな奴だ」


答えを知った僕は迷わずリンゴさんへメールを送った。



【リンゴ視点】


どうしてこんな事に……。


「いや〜リンゴちゃんと二人っきりでデート! これ以上の至福はないね。いや、もしかして今日は俺の命日(予定)?」


「あの〜……五月蝿いです。タツキさん」


何故か私はタツキさんとデート? をしていた。


「どうして、こんな事に……?」


「本当、ユウキには感謝だな〜」


ユウキさん? そう言えばこの間何か…………頼み事をされたんでしたっけ。


「あの……ユウキさんが関係してるんですか? この……」


「え、あ、うん。ユウキが修業をつけてくれたらリンゴちゃんと一日デートさせてくれるって言う……か……ら……」


笑顔で語っていたタツキさんが私の方を見るなり顔を引攣らせる。


「まあ、良いでしょう。タツキさん、今日は目一杯楽しみましょうね」


「は、はい……。出費と荷物持ちはお任せ下さい」


「私も出しますから安心してください。それよりタツキさん……ユウキさんはどんなお返しをしてくれるんでしょうね?」


笑顔で問いかけると何故かタツキさんは十字を切っていた。

次回は今年最後……という事で三話更新です。



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