EXP.1 ゲームスタート
初めて作った作品です。
誤字脱字が多いとは思いますが、できれば暖かい目でご覧ください。
ご意見、ご感想がございましたら、是非お願いします。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「グァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
耳に聞こえるのは、自分の乱れた呼吸の音、目に映るのはモンスターの咆哮が僕を追い続ける洞窟内。
僕は今、非常に困っています。
とは言っても原因は2時間ほど前に遡る……。
2時間前ー
家にインターホンの音が響く、ソファーの上でダラダラしていた僕はインターホンに向かうべくソファーから床に降り立つ。
歩きながらテーブルを避けインターフォンの前にたどり着くとボタンを押し、
「今、行きます」
とインターホンに映る男へ画面越しに口を開く。その後、廊下を少し進み階段を下る。
靴入れの鏡がついた扉を開け、判子を取り出し城門を開く。
立っていた郵便配達員から荷物を受け取り、差し出された紙に判子を押して紙を返すと男は「ありがとうございました」とだけ言うと一礼しトラックに戻っていった。
靴入れの扉を開き判子をしまう。扉を閉じると同時に映る自分の顔を見てため息を吐く。
僕は荷物を持って階段を上がり、リビングのソファーに座る。
受け取ったダンボールの箱を開けると中にはヘッドギアと、カセットが入ってると思しきケースが入っていた。
10分程で説明書もあらかた読み終わったので、ゲームをプレイする準備を始める。
ヘッドギアにカセットを入れコードをコンセントに繋げ、電源を入れる。
LEDが青に発光した事を確かめ、頭にかぶりストッパーをつける。
ソファーに横になり息を大きく吸い込み、
「リスタート!」
その声に反応するかの様に身体がわずかに浮かんだ気がした。刹那、僕は虹色の光に包まれ、眩しさのあまり僕は目を閉じた。
目を開くと、緑色の正方形が浮く世界にいた。
ゲームの中では無さそうだな……などと考えていると何処からともなく無機質な合成音声のアナウンスが始まった。
『これより、キャリブレーションを開始します』
どうやら説明書に書いてあった、セットアップステージらしい……。
(以下略)
まさか、これほど時間がかかるとは……。
しかも、あんなに身体を触るものなのか……。
まぁいいか、今はゲームに集中しよう。
『これより、ゲームを開始します』
合成音声と共にホロキーボードが出現する。
『キャラクターネームを入力してください』
と言われても、名前が思いつかないな……。
もう、面倒くさいからカタカナでユウキで良いか……。
僕は自分の名前をカタカナで『ユウキ』と入力する。
『それでは、種族を選択してください』
種族は全部で六つあるらしく、基本ステータスや固有スキルが違うらしい。
無人、戦鬼、魚人、精霊、獣人、古代人、異界人と一部は聞いた事があるが、大半が聞いたことのないものばかりだが……。
それぞれに得て不得手がある様なので僕は最も基本ステータスにばらつきがない無人を選択した。
『それでは、ご武運を……』
合成音声のセリフが終わると僕は暗闇の中に落ちていった……。
目を開くと、光が射し込むが……薄暗い路地にいた……。
そういえば、説明書に開始地点はランダムって書いてあったな。
まったく説明は一つに纏めといて欲しいよ…………ってか何処?
などと考えながら立ち上がり、振り返ると下を向いて歩いていたフード付きのマントを装備したプレイヤーと目があい、
「「え」」
衝突した。
これが、僕と彼女の最初の出会いだった…………。
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