表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月に水まんじゅう  作者: はぎわら 歓


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/41

13 月姫とのオフ会

『アンダーフロンティア』のオフ会の話を月姫から聞いた後、雑談をしているといきなり『名古屋まつり』に誘われた。

誘われたと言っても月姫が興味を示し、良かったら一緒に行こうと言う程度だった。

『名古屋まつり』というのは織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑や、有名な戦国武将の行列などが町を練り歩き、派手な山車や合戦など見ごたえのある豪華絢爛な祭りだ。

星奈も毎年行きたいと思いつつも、いまだ叶っていないところだったので、用事がない限り月姫と行ってみようと考えている。

(リアル姫かあ)全く現実の姿が想像できなかった。

月姫の話によるとミストとKAZUは渋いオジサンらしい。


『名古屋まつり』に月姫と行くと言う話は、美優にも和弘にも一応内緒にするつもりだ。きっと危ないからと反対するだろう。

ネット上では、もう八年も関わっていて性格や考え方などはだいたい把握しているつもりだ。それでもネット上の知り合いなど危ないと、反対されるのだろう。

 

 一回食事をしただけで、付き合い始めた美優と和弘のカップルのことを思うと自分のほうが随分慎重だと思うのに、と星奈は自嘲した。

しかし初めてネットゲームに接続をするときのような、ときめきを感じる。

長く知ってきたのに、現実で初めて会う月姫はどんな雰囲気の人だろう。

特に何かの期待をしているわけではないが、ネットとリアルのギャップがあまりないことを願って眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ