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花の棲家-猫柳編-  作者: スプラウトドリム


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あの日の追憶

「ねぇ、世界の終わりが来ても、私の隣にいてくれますか?」


彼女は泣きそうに俺の手を握った。



「私を愛していてくれますか?」






それが彼女との最後の会話だった。



あの日を後悔せずにいられる日はない。



あれからずっと、彼女の、柳(やなぎ)の顔、声が目と耳から離れない。



もう一度、柳に会って、今度こそ、あの日の続きを…





それから、2年もの月日が流れた。


柳はあの日以来姿を消した。


奇妙なことがあった。


クラスメイトも、先生も、柳の親友も、俺以外彼女を忘れているようだ。


まるで、元からいなかったみたいに、何もかも…


俺は忘れない、君を探すよ。

あの日、君と誓った約束を果たすために。

猫沢 柳

中学の卒業式から存在が跡形なく消えた女の子。

優しく、穏やかな性格で、黒髪の長い髪を束ねる可愛い子。

矢野 夕

柳の小さい頃からの幼なじみ。黒髪短髪の高校2年生、男の子。

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