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家族の秘密は私だけが知る  作者: 笛鳴ことり


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3/5

母の秘密

私の母は専業主婦だ。

 


私たちの世話も家の事もきちんとやってくれる優しい母だ。



母が作るもので私が好きなおかずはピーマンの肉詰め。



肉じゃがも絶品だ!



普通に味噌汁も美味しい。




気分屋でノリノリの時は鼻歌を歌い、口うるさいと思う事もあるが基本的に明るくて面白い人だ。




でも最近いつもの母ではなくなる時があった。




ある日私が寝ようとしていたら、母が厚化粧をして、ピンヒールを履き、いつも着ないような派手な服装で出掛けていった。

 


しかも誰にも言わずに。。。



家族に何も言わずに出かけるなんて父と大喧嘩した2年前くらいだ、、、。



でも朝にはちゃんと朝ごはんを用意してくれているいつもの母がいた。




そしてある時は私の名前も呼び間違えた事もある。




弟の名前と間違うならまだしも、全く聞いた事がない名前だ。

  


私の名前はミホな・の・に!『よしこ』って誰よ?!




母はボケたのかもしれない。



最近掃除もまともにしない時もあるし。



部屋がだんだん汚くなっている。



それに本当にこんな夜中に家族置いて一体どこで何してるの?!



よし!今日家帰ったら真実を聞いてやる!




(ガチャ)



「ただいまぁー!」



 「おかえりー。」



「あのさぁー。一回聞きたかったんだけど、、、お母さんさぁー。時々夜どこ行ってるの?」



        シーン・・・




一瞬おもーい空気になった。




「ねぇーお母さん聞いてる?」



「そっか、、、気づいてたのね、、。」



静かに母は語りだした。



「初めてミホには言うんだけど、、、実はお母さんには双子の姉さんがいるの。」



「え?!双子?!お母さんが?!どう言う事!?」



聞けば、派手な格好をして夜にでかける方が母の双子のお姉さんらしい。




しかもその人は私の母だと言うのだ。




私の実の母は未婚の母で毎晩飲み歩き、1人で私を育てる事ができないと双子の妹に私を託したのだと言うのだ。



でも最近実の母(双子の姉)が私に会いたいと言い出したので、母は時々双子なのを良いことに、こっそり交代していると言うのだ。




「何それ!嘘でしょ!?お母さんが双子だなんて聞いたことないよ!」



「しょーがなかったのよ。でももっと早く言えば良かったよね、、、。隠してて本当にごめんね。」



本当の話かこれは、、、。



さすがに混乱して来る。



お母さんが双子?!



しかもあの派手な方が私の実の母親?!



なにこれ!?



     こんな世界狂ってる。



お母さんに私の事押し付けといて今になって何?!





      ふざけんなー!!!!!






って言いたい所なんで・す・が!!



私の実の父に関してもびっくりすることが判明した。



私の実の父は物凄い大富豪らしい。



これはもしかして、、もしかするかもしれない!!



いつか本命の父が私に会いにくる事を願って、、、!



これからは双子の母たちと今まで以上に上手くやりたいと私は心の底から思っている。



実の父親にたどり着くその時まで、、、。







 

















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