5話 冒険者ギルド長代理 その2
ずいぶんと間が開いたけど前回の続き
作「さて、冒険者ギルドといえばこれを聞かないと」
女「はい。機密に触れなければ答えますよ」
作「ギルドカードですけど、これってなろう異世界ではとんでもないオーパーツなんですが?」
女「魔法でやりました」
作「カード自体に鑑定能力があるんですが?」
女「魔法でやりました」
作「機密なんですか?」
女「魔法でやりました」
UZEEEE。同じ返しが許されるのはNPCだけだぞ?
作「OK。今から言うことはオフレコにしときますから」
女「ではこの書類にサインを」
作「ふむふむ。仕方ないですね。ってこれ塩漬けのクエスト依頼じゃないですか。作者では無理です」
女「チッ」
作「何かいいましたか?」
女「いいえ。なにも?(ニッコリ)」
危ない危ない。油断も隙もあったものじゃないね。ちょっと交渉してみようか。
作「いい男を紹介しましょうか?」
女「ギルドカードですね! なろう異世界ではただランクを証明する以外にも様々な使い方ができます。現代における銀行の預金の役割を冒険者ギルドが行っており、どの街の支部でもおろせるという便利な使い方ができます。また、作品によってはギルドカードに表示される情報ですが、隠蔽も可能であり、表示するスキルを限定することが可能です。あくまでもギルド相手には無効になっていますが。また、魔物を討伐した際の履歴が残るというファンタジー魔法が使われており、ギルドカード所有者がどの魔物を討伐したかどうかを証明するものです(べらべら)」
作「こうかはばつぐんだ!」
こいつ。どんだけ男に飢えているんだ? おじさんあまりの食いつきにガクブルするんだが。
女「他にも高ランク限定ですが作品によってはギルドカード同士で、遠方での通話能力があるものもありますね」
作「まるで異世界版おサイフケータイですな」
女「ケータイの機能をそのままギルドカードで代用してるような感じですね。あれば便利ですし、ケータイ。ものによってはスマホそのものが登場するというファンタジーもありますね」
作「そんなものを登録したばかりの見ず知らずのやつらにただで配っていると」
女「ロハです」
作「ファンタジーですね」
女「異世界ファンタジーですから」
作「あんまり便利にしすぎると登録者で溢れかえるのでは?」
女「人口の半分ぐらい登録しててもおかしくなさそうな便利さですね」
作「それでとくに厳罰もなしと」
女「厳罰にしても皆さんに説明しても理解してもらえるかどうかわかりませんから。それにいなくなる冒険者の数も数えきれないですしね」
受付嬢さんの暗い笑みは見なかったことにしよう。おじさんとの約束だ。
作「あまり詳しく聞くとギルドの闇が溢れてきそうですね。では今回はインタビューに答えていただきありがとうございました」
作者が言うと受付嬢さんに胸倉を掴まれた。
女「ちょっと待った。いい男は!?」
作「うぐぐ。ちゃんと紹介しますから」
女「冒険者ギルドはいつでも皆さんをお待ちしております(ニッコリ)」
作「ありがとうございました」
受付嬢さんは「これであのお局や、生意気な新人女に差をつけられる」となにやらぶつぶつ言っている。
私もみんなも何も見なかったし聞こえなかった。いいね?
もうちょっと色々と突っこみたかった気がしますが、これ以上は私が危険です。
ではまた気が向いたらインタビューしますねー
この話は独断と偏見でできています。
当然のことながらこの物語はフィクションです。
異世界版スマホ!それがギルドカードなんだ!
な、なんだってーΩΩΩ




