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ひとりぼっち‐9‐

夜の街を一人で歩いた。昔と比べれば今の夜は随分と明るくなった。しかしそれでも今の時刻は夜遅く、車も人もその通りは少なかった。街灯の明かりがまだらに照らす道を歩いていれば、たまに前を横切る居酒屋からはにぎやかさしが漏れ聞こえてきた。


どこにでもあるのだろうその光景。しかしそれさえも、鏡太郎には違うのだ。普通ではあたりまえのはずのものが、鏡太郎には見えなかった。人は生まれながらに社会にいられる生き物だ。──だが人として生まれた瞬間から孤独な人間もまたいるのだ。

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