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わからないきずかない‐13‐

「椛さん」「……」

「椛さん」「……」

「椛さん」「……なんだい、鏡太郎くん」


やっぱり起きてた。


「明日はどうするんだ?」

「それ、今訊く?」

「目が覚めてしまったからな。それに食事が二人分なら献立も変えないと」

「会社は休みだ」

「本当に?」

「そういうことにする。あと、私のことは気にするな。朝には出て行く。朝ご飯はいらないよ」

「帰る家があったんですか」

「お前、私を家出少女と同じに見るんじゃないぞ。ちゃんと家のある社会人だ」

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