私の記録⑥
とりあえずお風呂でのひと悶着を終えた後に、どうせだからやってもらいなー。
という愛美のもと愛美のお母さんに髪を乾かしてもらっていた。
「ごめんね、あうのがなくて」
髪をドライヤーで乾かしながら愛美のお母さん、名前は恵衣良さんというのだけどその恵衣良さんが私の胸の方を見ているのを感じて察する。
「いえ、私がその大きいだけですから」
「うん、羨ましいわー」
「そうですか?」
「ええ、本当にわたしと比べたりしたら天と地ほどの差だもの」
それは恵衣良さんの胸の大きさがというか、胸がペッタンコであるためそう言っているのだろうと思うけれど、それがむしろいいと思う変態な私だった。
「でも、今親戚のお家に泊まってるんでしょ?」
と思っていたら急激な方向転換な話しに思考が戻る。
それを聞いて頷く。
「そっかー、なんだか想像できるわー、あなたのこと」
「そうなんですか?」
「うん、これでもわたしは長いことあの子たちを見ているからね、そういうのは得意なのよ」
「へー……」
適当なことを言っているなー、なんてことを思っていると恵衣良さんに頭を撫でられた。
「大丈夫よ、美佳ちゃんのお母さんは美佳ちゃんを責めたりなんかしないわ。
それに美佳ちゃん事態ももっとお母さんを頼りにしないとダーメ」
「え……」
「自分のお母さんのことで悩んでいるんでしょ?」
「そうですけど……」
「なんでっていうのは、わたしだからわかるってことでいいでしょー」
「そうですね」
「そうそう……
だからもう一回できたら向き合ってあげてね、美佳ちゃんのお母さんと」
「はい」
いつの間にか髪は乾かし終えていて私のことを抱きしめてくれた恵衣良さんは何度か頭を撫でてくれる。
それがなんだか心地よくてしばらくそうしていると、ゆっくりと解放された。
そしてにっこり笑った恵衣良さんが私を見て言う。
「それで、揉んでいい?」
うん、言い訳ないですよねー。
というよりも愛美といい、恵衣良さんといい……
なんだか私の胸に興味津々すぎない?
後、なんだか変に悩みすぎていたかなって思わせるような最後のこのフォローという感じのところに人の胸を揉むというものを追加しないでください。
私だって、女の子なんだぞー。
そして私は先程いろいろ聞いてもらった恩もあるので少しだけ触らせました。
まぁ、恵衣良さんの手つきがあれすぎて困ったのだけど……




