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少しのラブとただのオタクとそんなラブコメ  作者: 美海秋
私の俺の自分自身を考えてみた
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どうしたらいいのってきかれたら⑧

私の感がどうやらあたったらしく、小さく美佳の後ろ姿が見えた。

男と一緒にいる?

モヤモヤとする気持ちを感じながら、私はその後を追った。

体は諦めたかのように震えるのをやめた。

誰も巻き込みたくないから私はついて行っているのだろうか?

ううん、きっと違う。

たぶん、私は罰を求めてついて行っているんんだ。

でもそれは自分の自己満足なのに……

それを知った上でも私はこうしかできない。

だけど、体は震えるのをやめたのになんでか愛美のことを思い出した。

始めてできた友達だった。

今日始めて遊んだ。

そして雅人君のことも思い出していた。

私に下心をほとんどなしで近づいてくれた始めての男の子。

なんで思い浮かべたのか自分でもわからなかった。

でも諦めていた心がなんだか少しだけとける。

そう思ったとき涙がポツリと頬をなでて……

「「ローリングキックー!!」」

雅人君女の子バージョンの声と愛美の声と一緒に目の前の男が吹き飛んだ。

何が起きたかわからなかった。

目の前には怒った顔をしている愛美と心配そうな顔をしている雅人君がいる。

そしてずんずんと愛美はこっちに歩いて来ると私の頬をパチンと叩いた。

「バカー!」

そして怒られる。

私はギュッと目を閉じた。

何を言われてもいいように……

だけどその後は優しく抱きしめられる。

何?

なんて言葉をだせなかった。

私はただなされるままに抱きしめられて頭を撫でられた。

安心する。

よくわからない気持ちになる。

「泣いていいのに」

愛美にそう言われたけれど涙はでない。

だけどもっと安心したくて私はギュッと愛美を抱きしめた。

まだぬくもりを感じれるように……

そんな私たちをみて、苦笑いをしている雅人君はあの男にトドメの蹴りを入れ込んでいた。

おう、容赦ないね。

そう思いながらもだんだんと笑顔になる。

私は一人じゃもうないんだね。

そう感じたから抱きしめるのを無理やり引き剥がす。

「明日、話しがあります。雅人君と愛美の家に行くから待ってて」

そして私はそれだけを言い逃げて乃絵ちゃんのいるもとに急いで戻るのだった。

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