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僕はオタクでない

作者:三坂結城
 
 主人公蓮見和磨の家族はオタクであった。父はA○B48などのアイドルオタク。母はジャニーズオタク。姉はBLオタク。弟は女装趣味のコスプレオタク。しかし、唯一オタクでないのは和磨ただ一人。五人家族のうち四人がオタクで一人が非オタクの家族構成。そんな中で生活を送っている和磨はとにかくオタクが大嫌いであった。
 ある日学校から帰宅した和磨は姉にBLゲームを買って来いと秋葉原まで御使いに行かされる。そこで和磨はバレないように仕方なく変装をした。和磨はアニメイト、とらのあなと言った有名店では人目が多く行くことが出来ずに名が売れていない店へと入る。そこで和磨は姉が気に入りそうなBLゲームを見つけレジに持っていこうとする。が、そのゲームを自分と同じように変装した人も目に付けており取り合いになる。そして結果二人は取り合いで転倒する。

 そこで目にした人は学校のマドンナ十朱仔那珂であった。そしてこの店では色々と話しづらいということで穴場のメイド喫茶らぶ☆メイへと赴く。適当な飲み物と食べ物を注文して仔那珂と話しているとウェイターのメイドが注文されたものを持ってきた。そのメイドさんはなんと同じく学校のマドンナ洞爺御月であった。驚きながらも三人で会話をして話を整理すると仔那珂がBL好き、御月がコスプレと幼女が好きという事実が判明する。
 そんなハチャメチャな主人公。
 果たしてこれからどうなるのか………―――、
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