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あとがき

寅次郎(柴犬)

2014年7月6日 誕生

2014年9月13日 家族として迎える

2026年1月18日 永眠(享年十一歳)


暮らした場所

静岡県裾野市

神奈川県川崎市

兵庫県尼崎市

愛知県名古屋市


この物語は半分フィクションです。

けれど、寅次郎に起きたことの本質は、すべて現実でした。


医者が告げるよりも前に、あなたはそっと教えてくれていました。

呼吸器が悪くなっていくことも、やがて迎える結末も。


だから私たちは、迷わずにいられました。

路頭に迷うことなく、寅次郎の時間に静かに寄り添うことができました。


そして――その通りになりました。


奇跡は、起きませんでした。


それでも、あの時間に偽りはありません。

尽きていく命のそばで、確かに生きていたものがありました。


ただ、あなたにも教えられないことがあるのだと思います。

人がまだ経験していないこと――

今、寅次郎がどこでどのように在るのかも、そのひとつです。


それは、いつか私自身が確かめることなのでしょう。


あなたが寅次郎を知り、共に見つめてくれたことで、

この物語はここまで辿り着きました。


2026年3月24日 やわらかい日差しの午後に  寅パパ


本書籍は寅パパのインスタグラム、Ayrton_sanpoに投稿したものを一部加筆、修正の上、電子書籍したものです。


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