鬼ヶ島
私達は、もう一度あの島へ向かった。
「その島ってどんな感じ〜?」
「鬼と呼ばれるものがいるようです」
「へー。あれかな?」
大佐が指を刺した方向は神社やお寺や竹林がある島だ。鬼ヶ島のようだ。
「私が指揮を取るね。各機に次ぐ。全員上陸しろ。」
私達は上陸した。侍ノ島とは違い、霧は無かった。むしろ繁華街のような場所があった。
「…スゴ」
「デルタを起動しろ。」
デルタ。アクセルとは違い、乗って動かすロボットだ。
「各隊長がデルタに乗ってね。他の隊員はデルタを中心に援護を」
私がデルタに乗って真っ直ぐ進んでいると霧が出て来た。
「大佐、霧が発生して来ています。この霧は通信妨害を起こすかもしれません」
「…そう。急ぎましょう。」
竹林に入った。
「…」
いつ鬼が現れるか分からない。気を引き締めていこう。
「!前方に人影。撃て!」
その時、人影が出て来た。
「私は鬼人。ここから出ていってくれ。あなた達を攻撃する気は無い」
おんぎゃあ!凄まじい威圧感だ。
「それは無理かも。私たちも任務で来てるんだよね〜。」
「そう。残念ね」
その瞬間、鬼人が扇子に矢を刺した。
「?気でも狂ったのかな。大佐…」
その瞬間、鬼人の背後から大きな侍が現れた。身体中に鎖とお札が付いていた。腕や顔は影のように黒く、身長は3メートル近くありそうだ。侍は巨大な刀を抜くと大佐に斬りかかった。
「危ない!!」
その瞬間、乱戦が始まった。
侍には角が生えている。鬼だ
「やっと気づいたの?彼は鬼の侍。鬼斬よ?」
おにぎりは草。農家さんかな?プークスクス!
「私達はあなた達の文明レベルを遥かに超えている。あなた達じゃ勝てない」
おっひょー!挑発!…今はふざけている場合じゃ無い。今は鬼斬の相手で限界だ。鬼人の相手をできる暇が無い。
「鬼斬!」
鬼人は鬼斬に指示をしていた。一方鬼斬は指示があるまでは鈍い。まずは鬼人を狙いたいけど、デルタに乗っている限りスピードが出ない。隙を付けない。でも…もしかしたら…
「大佐!もしかしたら倒せるかもしれません!大佐は他の部隊の救出を!」
2人の部下を放っておくほど落ちぶれていない。
「了解っ!」
まずは片腕にエネルギーを注入して…。そのとき、鬼斬の刀が操縦席の少し上をかすった。
「デルタデス。」
!?心霊現象!?
「戦闘ノサポートヲオコナイマス。」
その時、デルタの頭からチビデルタが出て来た。
「隙をつくりましょう。」
デルタと協力すれば勝てる!絶対に!
「鬼斬!」
鬼人は鬼斬と同じような動きをしていた。
「デルタ、鬼人を狙え。」
「ワカリマシタ」
「攻撃開始!」
私は小型機と協力して私はミサイルを撃ち続け、小型機は鬼人を狙う。その時、私のミサイルが鬼斬の頭と腹と刀に直撃し、怯んだ。
「レーザーガン!」
私はすぐに隙を付いて鬼人の頭にレーザーを打ち込む。鬼人は青紫の血を出しながら倒れた。
「よっしゃ!あとは鈍いやつを倒すだけ!」
その瞬間、デルタ本体がぶっ壊された。デルタの下半身と上半身で真っ二つに斬られた。
「デルタ、行動停止…プシュン…」
あ!終わったやつだ!鬼斬は体をパキパキ動かしながら手をかざした。
「シニタクナイシニタクナイシニタクナイィ…」
鬼斬は無言で黒いゲートを開くと入って消えていった。なんやねん。




