侍ノ島
ここは侍ノ島。この島に調査にやって来た第37惑星支部探検捜索隊のポーラ部隊とラルク部隊だ。私はこの部隊の隊長のソウル。偶然この惑星に旅行に来ていたのだがこの惑星に調査命令が来た。
「お前たち、ここから先は危険だ。覚悟して任務を遂行する」
この島は上空からは霧が濃くかかり全く見えなかった。船で近づこうとも尖った岩や島から遠ざけるような海流のせいで中々危険。厄介な地形だ。
「聞こえるか?」
「ええ」
「南から上陸する。方向を変えろ」
彼はラルク部隊の隊長のラルク。優秀な隊員だ。ラルク部隊は兵器の専門部隊。この島の住民は弓と刀しか使っているところを確認していない。兵器に対抗する手段など無いだろう。
「隊長、陸地を確認。探査機を投下します」
探査機で陸の様子を確認する。
「探査機が…操作が効きません」
「故障か?」
「全機操縦不能。攻撃を受けた可能性が高いです」
「気づかれたか…ポーラ部隊は上陸準備。私の部隊も攻撃用意をしておけ」
ポーラ率いるポーラ部隊はエリート歩兵が主力の部隊。小規模から中規模までの戦闘なら非常に上位の戦闘力を誇る部隊だ。
「こちらポーラ。上陸完了。霧が濃…ビビッ…ビー」
通信が切れてしまった。ポーラ部隊全員との連絡が途絶えてしまった。
「ポーラ部隊全員との連絡が取れません!」
「全隊陸地を警戒しろ。ドルトン、船は任せた。私の部隊も上陸だ。」
気をつけて上陸すると周りは数メートル先が見えないほど霧が濃い。船とも連絡が取れなくなった。この霧のせいか?
「隊長、ポーラ隊長のバッジが…」
地面にはポーラの写真が貼られたバッジが落ちていた。
「攻撃されたのか?…一度船へ戻る。」
私たちの部隊は一度船へ戻った。
「ラルク、陸へ向かってミサイルを」
「ポーラ部隊がまだ帰って来ていません。」
「霧のせいで何も見えない。ポーラ達の装備ならミサイル程度耐えられる。」
その時、船に弓が飛んできた。矢は船を貫通しながら1人の隊員を突き刺して飛んでいった。
「!?救助班はすぐに救助。ラルク!早く撃て!」
「でも…」
「何をやっている!早く撃て!」
ミサイルは陸へ向かって大量に発射された。ミサイルのおかげで霧が多少は晴れた。
「ポーラ部隊を探すぞ」
私の部隊は再度陸地へ降りた。霧はかなり晴れたがそれでもまだ薄くかかっていた。
「ポーラ。聞こえるか?」
「こちらポーラ。現在逃走中です。」
「どこにいる?何があった?」
「現在、東へ逃走中です。今すぐそこから離れてください。住民は…ドスッ。ピーピー」
「ポーラ!どうした!……ラルク、船を東へ移動しろ。ポーラが東へ向かっている。」
「隊長は?」
「私は陸地から東へ向かう。」
作戦ターイム!私の部隊は陸路でポーラが逃げている東へ。ラルク部隊は海路で東へ向かう!
「ドリフトを起動しろ。」




