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異世界遭難日記  作者: ALECT
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プロローグ

「我々D分隊の任務はヘリコプターでフォーチュナ湾から上陸しストロムネスを偵察、そして他分隊と合流後撤収する予定だ。本作戦はサウスジョージア島奪還に置ける重要な作戦である。皆心して掛かるように。さぁ行くぞ!」


「「Yes sir」」


まだ日が昇りきっていない寒い朝、分隊長の曹長は補給艦『タイドスプリング』の甲板でポイントマン2名とテールガンである私マクグラス・ブラッドリー上等兵に任務概要の説明を行い、私達は分隊長の掛け声と共にヘリコプター『ウェセックス』に乗り込む。


シートに座った私は飛び立つヘリコプターの窓から外を眺めるが濃霧が発生しており余り眺めのいいものではなかった。しかし退屈だった為私はヘリコプターに乗っている間ずっと窓の外を見ていた。


「マクグラス上等兵、何か外に見えるのか?」

ずっと窓の外を見ていた私を不思議に思ったのか曹長は私に尋ねた。


「いえ、霧で何も見えません」

「そうか……」

曹長はそう呟くと目を瞑り瞑想を始めた。


しばらく外を眺めていると濃霧が白くなっていき、雪が降っているのが見える。

もうすぐでサウスジョージア島に到着すると思った私は気を引き締め瞑想を始めた。


突然ヘリコプターに何かが当たる音が聞こえ揺れ始めた。

衝撃音で瞑想から醒めた私達は何が起きたのか分からずに居た。


「何だ、今のは?」


曹長がパイロットに尋ねようとした所急にヘリコプターは高速で横に回り始めた。

私は咄嗟にシートの手摺に掴まり遠心力に飛ばされない様に握り締めていた。


そして下からの衝撃により私は……

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