37・楽しい毎日
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ナレーション・・・。
あなたはそんなに思いつめていたのね…。
あなたの代わりに、私があなたに乗り移って、たおしてあげるわ…
━ある日のことだった。
わたしは、ナレーションに似たひと(お化けだけど)を見つけた。
その人は、私の耳元でささやいたのだ。
「いつか、また会うから。」
毎日は、楽しくないのかもしれない。
もしかしたら。
私がアイドルでいることを良く思わない人がいるのかもしれない。
ううん。
きっといる。
私は、アイドルを引退することを決めた。
たのしい毎日が始まるはずだった。
「いい子さん!どうして引退しようと決意したのですか!?」
「私、そろそろ・・・」
「行かないでください!新しい事務所でスタートしてみませんか!!?」
「でもっ・・・」
そうして、私は毎日のように報道陣から逃げるのだった。
仕方なく、私はアイドルとして復帰した。
中には、「何でまたでてくるの!?これからは私の時代よ!」
という、別の事務所のアイドルもいた。
でも。
私はこれから楽しい毎日を送っていくのだ・・・。




