68/74
将棋
パチッ…パチッ…
「にゃ?」
にゃんかどこかから音がするにゃ。
パチッ…パチッ
あの壁の向こう側かにゃ?
「おや?これまた珍しいお客さんだ」
「おぉ、ほんとだ。野良ですかな?」
「どれどれ。あなたも将棋見ますか?」
そう言ってその年寄りの人間は僕に向かっておいでおいでと手を動かした。
「にゃ?」
パチッ…パチッ…
「おや、王手ですよ」
「あ、ほんとだ。では王手」
こんなののにゃにが面白いんだろにゃ。
パチッ…パチッ…
ウズウズ
パチッ…パチッ…
ダメだにゃ、我慢出来ないにゃ!
ガッシャン!
「おぉ、おやおや。我慢出来なかったようだな」
「ほっほ。わしらとて気持ちは分かるからな、いたし方なし」
「王手をかけていた事は忘れたとは言わせませんぞ」
「ほっほっほ」
にゃんかよく分からにゃいけど気持ちよかったにゃ!




