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創造と言霊

「ゴホン、え~もう一度仕切り直す......それと声は出さなくてよいからの」


 オーブリーが俺の抜け殻を見て気まずそうにして言う。


 そして再度、


「今から会議を始める。一同、礼」


 オーブリーの礼に従い、その場にいる俺を除く全員が頭を下げる。


「まず最初に言った通りダンジョン攻略おめでとう、ユウト君だった者、アスナ君。」


 どうやらオーブリーは俺を死亡扱いにしているようだ......こういうのを死人に口なしと言うのだろう。


 さすがのアスナもこの扱いはどうなのかという感じで口を開く。


「オーブリー様、私が後でしっかり! と火葬するのであまり気にしないでください」


 おい! なんで申し訳なさそう顔で言ってんだ!? ついでにしっかり! としなくていいから、俺まだ生きてるから。


「そうか、それは助かるのう」


 てめぇもその波に乗んじゃねえ! てか全然優しくねえなおい! ホントさっきの優しさは何だったんだ!?


「おいこら! てめぇら二人で死亡判定すんじゃねえ! 火葬は仏教だ! 死教はそうじゃねえ! はずだ」


「いや、死神の奴は埋葬の方法ついては何も言ってなかったはずじゃが......」


 オーブリーが天井を見ながら思い出すかのようにそう言っている。そこまでして思い出そうとしなくていいから、このままだと火葬オンリーワン直行だから。それにDNAまで消えちゃったらクローン復活できないから。


「なら好都合ですね。よかったですね♪ ユウト様」


 アスナは微笑みながら俺に語り掛けた。どこが好都合のなのか意味が分かりましぇーん。


「何がよかったですね♪ だ! 俺は死んでねえから! 勝手に話進めんじゃねえ!」


「そんなことよりも会議を進めぞ」


 少し色白のイケメンであるオズウェルが目を閉じながらそう言う。


 『そんなこと=俺の死』......なんかすごい方程式に見えてきたんだが、まさかこれが神の数式って奴なのか? つまり『俺=神』が成り立つのだ......そうか、やはり俺は神だったのか。


「うむ、そうじゃな。では初めにダンジョン攻略の報酬からだ」


 神に昇格した俺と、ワンチャン神かもしれないアスナに同僚のオーブリが今回の報酬をくれるようだな。何が出るかな~何が出るかな~?


「では最初に生き返ったユウト君からじゃ」


 ......もう俺はツッコまない。ついでに俺は神ではなかったらしい。


「ユウト君には創造魔法を授けよう」


 オーブリーの手の平から黄金の光が出てきて、それが俺の額に飛び込んでくる。なんか温もりを感じるな。


「創造魔法について説明する」


 この魔法についてのオーブリーの説明が始めた。


 

 1つ、何でも創造出来るわけではない。

 

 2つ、創造出来るものは実際に自分が使ったことのあるものに限る。


 3つ、創造するには魔力を必要とし、その創造するものの効果が大きいほどそれに必要な魔力も多くなる。


 4つ、それらの創造には明確なイメージが必要になってくる。


 5つ、説明書などがあれば出来ないこともないが100%ではない。



「とまあこのぐらいが注意点かの。他にも細かくあるが、あまり気にしなくてもよい」


 なんかクリスマスプレゼントの時以上にいいものを貰ったような気がするな......てか比較対象が親と神ってどゆこと!? そんなことを考えつつもしっかりとお礼を言うのを忘れない。


「分かった、ありがとう」


 それにオーブリーは軽く頷き、次にその視線をアスナに向ける。


「次にアスナ君じゃ」


「はい」


「アスナ君には言霊魔法を授けよう。」


 オーブリーの手の平から俺とは違って、銀色の光が出てきて、アスナの額に飛び込んだ。


 彼は俺同様、アスナにもその魔法の説明をした。


 

 1つ、発した言葉の意味が相手に効果を与える。ただし文字数に限度がありそれは魔力に比例する。


 2つ、その言葉の意味が強い攻撃性または回復性を持つほど、失敗した際に大きなダメージを負い、最悪の場合は死に至る。そしてこれもその効果の大きさによって必要な魔力も多くなる。


 3つ、2つ目に関係することだが、格上の相手になるほどその攻撃が成功してもその言葉の意味の強さでダメージを受ける可能性があり、その際の失敗のリスクの可能性も大きくなる。ただしこれは攻撃の際に適用され、回復の際は確率性である。




「分かりました。素晴らしい魔法を頂けたこと、感謝致します」


 アスナはオーブリーに丁寧なお辞儀をしていたが、なんか危険なものを貰ったんだじゃないのか? あれって自分より格下の相手に高確率で発動するってことだからな、つまり俺にも......? 俺は今後のアスナの取り扱いに注意しようと心に誓った(フラグ)。


「うむ、うまく活用してくれ」


 俺達の反応に満足そうにオーブリーは少し嬉しそうに頬を緩めると、今度は俺達二人を見る。


「最後に君達二人に我々から祝福を与える」


 そこにいた四人の神達が立ち上がり一斉にこう言った。


「「「「二人に神々の祝福を!」」」」


 その直後虹色の光が俺とアスナを包み込んだ。


 なんか炬燵の中にいるみたいでぬくぬくして暖か~い♪ 心の中で一人炬燵の中に入ってミカンでも食べましょか、と考えている間にもその光は俺達の体に溶け込むようにして入って行く。そんな光とうとうその存在を俺達の中に消して行くかのように見えなくなった。


 次第にその光が俺達の体の中に消える様に入っていく。


「では二人とも、自身のステータスを見てみるのじゃ」


 それを確認するとオーブリーがそう指示をしたので、俺達はそれぞれのステータスを開いてみるとそのには......?


 

 名前:リンドウ ユウト

 年齢:17歳

 種族:人族

 天職:暗黒魔術師

 レベル:310

 体力:15000(+2000)

 攻撃:14910(+2000)

 防御:14950(+2000)

 俊敏:15500(+2000)

 魔力:15400(+2000)

 魔抗:15400)(+2000)

 知力:15000(+2000)

  運:4100(+2000)


 スキル:深影牢 深影針 深影刀(新黒刀) 深影穴 月夜命 無極剣 創造魔法 英霊召喚 アイテムボックス  言語理解 鑑定

 称号:異世界人 死神の加護 死教の教祖 絶望者 成り上がり 超越者 モンスターハンター 神格者 神々の祝福


 モンスターハンター:幻獣種までも討伐した者が貰える。格下のモンスターはさらに寄りにくくなる。ただし、同行者がいる場合にはその限りではない。


 神々の祝福:四大宗教の神々から祝福。堕落した神々との戦闘の際にその真価を発揮する。



 名前:サカイ アスナ

 年齢:21歳

 種族:人族

 天職:元勇者

 レベル:362

 体力:19600 (+2000)

 攻撃:19600 (+2000)

 防御:19600 (+2000) 

 俊敏:19600 (+2000)

 魔力:19600 (+2000) 

 魔抗:19600 (+2000)

 知力:19600 (+2000)  

  運:5200 (+2000)


 スキル:神竜 神四龍 流星群零 神ノ慈悲零 天照 神速剣 言霊魔法 治癒魔法 召喚魔法 限界突破 言語理解 鑑定 etc......

 称号:異世界人 召喚されし者 英雄 死神の加護 死教の教徒 超越者 絶望者 魔人の友 神格者 モンスターハンター 神々の祝福

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