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アヴァロンでスパーリング その1

 生産キャラでインゴットを掘るのは、好きです。でも、土日は鉱山が混みます。掘りつくされたところから、どのグリッドにリソースが残っているかをさぐって掘るのは効率が悪いので、採掘は平日のほうがいいのです。

 平日に掘って精錬、ためておいて、休日に一気に鍛冶スキルを上げています。


 今日はもうインゴットがなくなってしまいました。スクロール書きとポーション作りはregが足りない感じです。土日はすごくreg屋さんが混むのです。


  スキルが、大体全部キャップになりました。すばらしいのは包帯ヒールのスキルがカンストしたことです。実はこのスキルは、カンストする人が少ないのだそうです。

 すごくHPの減ったところからヒールすると上がるのですが、まあ、あれだけしょっちゅうsparringしていれば、そうなりますよね。「解剖学」スキルもとったので、なんと、私は包帯でrezが出来るようになったのです!


 解剖学は割と取る人が少ないのは、包帯でrezをする時にしか役立たないからです。魔法のrezのほうが早いし、魔法がカンストしている人はとても多いので、MPさえ足りればかけられる人が多いです。カンストするぐらい魔法が必要な人は、rezがかけられる量のMPを保持している人ばかり…ということです。


 私はもう、魔法はあきらめて五割まで、そしてfightingスキルを五割。普通、私のような戦士キャラだと魔法とfightingスキルをカンストまで取ります。

 fightingのダメージボーナスが大きいからです。魔法も、六階梯の爆発とかEV、七階梯のフレイムが失敗せずに撃てるほうがいいですから、そうなるのですが、私はもう、スクロールで六階梯を撃つことにします。


 大体PvPはあんまり好きではないし、ギルマスに言わせると、この組み合わせでも多分大丈夫だそうですし…。ちなみに、解剖学を取るとfightingほどではないけれど、ダメージボーナスがあります。毒を塗った武器を使うともっと増えるそうですが、高性能の毒が作れるのは、ミサ姉だけなので、普段は使いません。


 攻撃が他の人より「ちょっとだけ」弱く、ヒーリングが他の人より「二割増し回復」。こうなっています。私が戦うより、サポートに回りたいという希望をギルマスは尊重してくれました。

「突っ込まれるよりまし」ですって。


 ダンジョンで突っ込んで死んだのは、ずっと忘れてもらえない感じがします。はずかしいです。

 あと、regをたくさん持ち歩かなくても、包帯でrezが出来るのは、何がいいって、PKにregを配り歩くような気がしなくていいことです。


 それに「ギルマス、すみませんが、rezに来てもらっていいですか?アヴァロン屋上です」とかメッセージしなくて済むんですよ、私が出来るのですから。


 あと3回ぐらい、盾のスキルが上がったら、盾もカンストです。最近はジュニアたちばかりでなく、従卒達も入れています。みんなスキルが早くほしいですよね。従卒たちはジュニア達を後ろから殴っても十分上がるのでそれで。


 従卒達はまだステータスが低いので、うっかり死にやすいのが問題です。ですから、相手になるジュニア達が殴り返さないようにして、私をターゲットしてもらい、ジュニア達が私をヒールしてくれるというのが理想なのです。

 それが、なぜか後ろ向きに殴り返すジュニアが出て、従卒のHPがどんどん減って、うっかりすると死ぬとか、みんな自分ばっかりヒールして、私のヒールが出来なくて私が死にそうに(自分自身のヒールは、攻撃があたると減ることになっているので、ないも同然です)なるとか…


 結局もう、死にながらsparするしかないわけで、もうあんまりギルマスやシヴァや、ミサ姉を呼ぶのも悪いですから、死んだらさっさともう、街まで最近走るようになりました。


 前にギルマスからの罰でやることになった幽霊マラソン以来、一番近くの街までなんか全然平気で走れるようになってしまいました。罰のマラソンでないなら、復路はコールでいいんですから、簡単です。

 街の蘇生屋さんでrezして、銀行からアヴァロン城に着くマーカーでコールインして、階段を駆け上がれば、大体7分ぐらい。死体が消える前に充分間に合います。タウンとバンクのアクセスがあれば、こんなに簡単なんて、本当に。


 私のことが待てないなら、そこで勝手に出て行っていいし、待てるならみんなでsparして待っていて、ということにしてあります。誰にも迷惑かけない、時間を人に使わせない。そういうことが大切だと私は思っているのでそうしてくれと言ってあるのです。


 まあ、あんまりヒールしてくれないと厳しいので、時々、これは…と思った時は刀に持ち替えて、向きを変えながら数撃いれて、back off!と叫んで後ろに下がってもらいます。自分でヒールしてHPを上げ直すわけです。

 上がったと見る間にまた飛び掛かる人がいるので、こないだうっかりナイフに入れ替え忘れて自動反撃してしまって、危うく一人死ぬところでした。だから、待ってくださいってば!ってなります。


 HPバーをチェックするのを忘れずに、なるべく下がり切らないようにヒールしてくれないと、私がまた街へrezに行くことになるので、お互いのためにも、協力しましょうcooperate, help each other, どれだけ叫んだか!we do not want to waste our time, work together, and heal each other, so we can gain skills efficiently.こういう話をしながら殴られているわけです。はあ…


 あんまりどこの国の人「だから」とか言いたくありませんが、チームワークとか協同とかにかけては、アメリカ人は弱い気がします。


 ロックと私がsparして、ロックがうっかり私をヒールしそびれて、死なせてしまったら、または私がロックを死なせたら、間違いなく、ギルマスにガツンと減らされてお説教です。HPバーから目を離すな!と叱られるに違いありません。アヴァロンのweapon masterって、そのあたり割と教えていないのですよね。


 あとこの間一緒に遠足に行った日本ギルドの人たちで、一緒にsparした時だって、絶対私のHPは半分までも下がりませんでした。途中で、後ろに走ってナイフを外して、四階梯のヒールをかけてくれる人だってあったぐらいです。それもかぶってしまって、ヒールしすぎになったことがあるぐらいに。


 ロックと「楽だね」「本当に」と言いあったことでした。そして「いや、こちらがお願いしているので当たり前ですよ」とか笑ってくれるのです!ここらで終わりにしましょうといわれたら、全員並んで、「ありがとうございました」とお辞儀まで。

 ギルドマスターがちゃんと教えていらっしゃるのでしょう、礼儀正しくて、こちらこそありがとうございました、とロックとご挨拶して帰ってきました。


 まあ、しょうがないです。いつもアヴァロンにはお世話になっていますから。もうちょっとで全キャップになる人がかなりいるので、みんな楽しみにしているでしょう。

 そういえば、中の一人はNicole, plz come again tomorrow, I will be fully capped soon!(明日も来てね、もうすぐフルキャップになるんだ)とわざわざ言いに来ていましたからね。「plz」というぐらいなので、まだお行儀のいいほうです。彼のためにも、ちょっと行ってあげないと。


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