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日記帳の中の最悪な彼女と、記憶のない私

作者:一ノ谷鈴
 割れそうな頭の痛みで目を覚ました伯爵令嬢マーガレット。彼女は頭を打ったせいで、ほとんどの記憶をなくしてしまっていた。何か記憶の手掛かりがないかと自室を探っていた彼女は、一冊の日記帳を見つける。おそらく以前の自分が書いたものだろう、そう考えて日記帳を開いた彼女の目に飛び込んできたのは、とても衝撃的な内容だった。
 以前の彼女は周囲の人間を見下していて、気まぐれに使用人をいたぶる最低最悪の人間だったのだ。その事実にたじろぎつつも、マーガレットは決意する。過去の自分の罪を償い、これからは新たな自分としてまっとうに生きるのだと。彼女は日記を読み返しながら、身近な人たちとの関係を修復していこうと奮闘する。
 次第に理解者も増えていき、マーガレットはあれこれと忙しくしながらも楽しく暮らしていた。けれどまだ彼女は知らない。以前の彼女がしでかしていた、とんでもない行いを。
9.次の被害者たち
2021/11/17 12:14
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