メイド喫茶オーナー兼、賢者(仮)
最近思うのですが、小説の内容が大分、迷走してきてる気がします(笑)そんなですが、1日のPVが1桁でも、読んでくれる人居る事を確認出来ると、有難いなーって思います。
# 57 メイド喫茶オーナー兼、賢者(仮)
服の説明をしたのだが、メイド喫茶オーナーには難しく、未知なる言語に、「ぬぅ……」と唸りながら、頭を抱えている状況だ。
リウム様に、これ以上強くはならなくても良いと言われたが、強ければ強い程、魔王さんは喜ぶだろう……なので、話を進める為に修行をしないと行けない、私は、賢者(仮)に話しかけた。
「賢者様? お考え中の所よろしいでしょうか? 」
「む? あぁ……すまない、先程の事が気になっていてな、それで勇者よ、改まって何用だ? まさかっ!? 気が変わり、店で働く気になったとか!(目をキラキラさせながら)」
そんな妄言に私は、淡々としつつも冷たい声音で、目が笑っていない笑顔で。
「無いです、違います、未来永劫無いですし、天地がひっくり返っても有り得ません」
それを聞いた賢者(仮)は、「びえぇ〜ん!」と涙を流しながら、140cmくらいの幼女に抱きつき、頭を「よしよし」と、撫でてもらいながら、慰めてもらっていた。
その光景を見た私は、賢者のイメージが、M8.0で揺れ、土砂崩れが起きたかの様に壊れていく……そして、新たにメイド喫茶のオーナーで、ロリータコンプレックスというイメージが構築されるのも無理もない。
それから5分くらいの間、ロリコンオーナーは、嗚咽を漏らしながら幼女の胸の中で泣きじゃくっていた。
すると? ロリコンを献身的に頭を撫でながら落ち着かせていた幼女が、無表情のまま、コチラに向いて淡々と話し出した。
「勇者、私の旦那をあまり泣かさないで欲しい……コレが泣くと凄く面倒だから、私の仕事を増やさないで、お願い」
そう言ってから、再びロリコンの方に視線を向け、笑顔を作ってから撫で始める。
――嫁かよぉぉぉ! 絶対にアウトでしょ!!エルフ= ※ ペドフィリアなのか!? 最初は賢者ってさ、本に出てくる様なね?白髪の長髪で、ローブを着たおじいちゃん想像してたのにさ? 何なのコレ?!これも何?運が低いから?そうなのか!?
※ 幼児・小児(一般に10歳以下)を対象とした性愛・性的嗜好のこと。 略して俗にペドと呼ばれる。 類義語には小児性愛・小児愛・児童性愛がある人。
脳内が大混乱中に、ロリ嫁イドさんが私の状態を見透かした様に、淡々と説明し始めた。
「思ってる事は大体想像が付くけど、エルフである私の見た目はこんなだけど、人間の年齢に換算すると、大人の女性に該当するから問題は無い……でも、こんな身体が好きなのは、エルフ全体の基本的な趣向ではなく、彼だけが特別に変態だから勘違いしないでほしい」
的確に疑問に思ってた事を、ロリ嫁イドさんが説明してくれたので、私の混乱はだいぶ解けた。しかし、これでは修行が出来ないではないか……仕方が無いので、ロリ嫁イドさんに、どうにかならないかを、尋ねてみる。
「すみません奥様、私は修行しなくては行けなくて、ロリ……いえ、旦那様にお力添えをして頂きたくて、どうすれば良いでしょうか?」
ロリ嫁イドさんは少し考えてから、口を開く。
「この変態ロリコン野郎(賢者)は、今は使い物にならないので、賢者の嫁である私が、貴女に試練を与えましょう……明日、このお店のメイド達で、幼女スキー(賢者)が考えた、巫山戯た武闘会が有るの……その大会に、無傷……いえ、Tシャツ1枚破れず、濡れない状態で、優勝して下さい」
――ちょっ!? ロリ嫁イドさん?!貴女、自分の旦那の頭を撫でながらディスるって、どんだけですか!というか、Tシャツが破れる、濡れるってどんな?!
「いまいちどういう催し物か、良く分かりませんが……武闘会に参加して、優勝すれば良いのですか? 」
そう言うと、ロリ嫁イドさんは、困難な試練を与えたつもりだったのに、淡々と言う私にイラッとしたのか、少し頬を膨らませてから、普段は無感情に近い声なのに、怒気が滲み出ているかの様に。
「貴女のその、どこ吹く風みたいな、飄々(ひょうひょう)とした物言いには、正直……イラッとする、普段は参加しないけど、勇者の鼻っ柱を、へし折ってあげる……」
――喧嘩を売ったつもりが無いのに、買われてしまった様だ、この世界の住人には困ってしまう……どんだけ戦闘が好きなのだろうか? ここでまた余計な事を喋ると、火に油を注ぐ事になりそうなので、「よろしくお願いします」とだけ言ってから、お店の仕事を3人で、手伝う事にした。
読者の皆様!お疲れ様でした!そして、後語りの前に、ちょっとした小話を……実は、毎回更新の度に読んでくれるリア友さんが、前回の話を読んでくれたのですが、SNSでの感想で、ロリのメイドを出せ! と、言われまして……急遽、内容を変更するという事になりました(笑)
※ ここからネタバレを含む為、後書きから派の方は本編へ、本編何ぞ、どうでもいいぃぃ!! って方は、そのままで大丈夫です。
それで先程の続きですが、賢者さんは、この話を書いている時は、ロリコン設定はありませんでしたし、ロリ嫁イドさんは、存在すらしてませんでした!という制作秘話です。
まぁ書いてて楽しかったんですがね(笑)
《後語り》
私が今回のゲストは? と、思っていたら……声がした。
「もう居ますわ……」
『コレは姫様! お久しゅうございます。
お元気でしょうか? 』
「あのねぇ……作者?」
『何でしょうか? もしやっ……何処か具合が!?』
「姫様はお元気ですよ、蔵ノ宮様」
『コレはフリージアさん、御機嫌ようです! なら何故?苦虫を噛み潰した様な御顔をされているのでしょうか?』
「アナタは馬鹿なのかしら? この私を、ネタ要員みたいに使っておいて!」
『はて? なんの事やら、皆目見当が付きませんが……』
作者に、怒りを通り越して、呆れながら。
「はぁ……今回の本編の内容よ、コレで分からなかったら死ねばいいわ」
そして私は『はっ』と、気が付き。
『ロリコ……』
そう言いかけた所で姫様が凄い剣幕で、遮る様に。
「それ以上言うと、肩から上の物が飛ぶわよ?」
すみません!と、言おうとした時に気が付いたのだが、何故か4人の騎士が、私の首元に剣を突き付けていて、ヒンヤリした。
というか! どっから現れたんだよ!あんた達は!! そう心の中でツッコミつつ、姫様の御機嫌をとる為に、私は作者スキルを使用して、プレゼントをする事にした。
『姫様、先程は申し訳ありません。お詫びと言っては何ですが、私も魔法を使えまして、喜んで頂けると思いますので、よろしいでしょうか?』
そう言うと、姫様は無感情で淡々と
「変な魔法で無ければ、構わないわ……喜べなかったら死刑で」
――えぇぇ!死刑なのか!?責任……重っ!!
「さっさとしてみなさい、首から上が無くなっても良いのかしら?」
死刑は嫌なので「頑張ります!」と言ってから、作者スキルを発動する!その名も……キャラリメイク!!そして私は、姫様が理想とする女性像を読み取り、その身に化現させる! すると姫様が光出して、セー〇ームー〇の様に、変身し始めた。
それから光から解放されて現れたのは!?身長168cm! 上から90! 56! 75!の、ダイナマイトボディーの持ち主と生まれ変わった姫様だった。
踊る様に跳ね、姫様には大層喜んで頂けた、しかし私は……告げなければならない、残酷な事を。
『姫様?よろしいでしょうか?』
「何かしら? 今はすこぶる機嫌は良いわ! 何でも言ってちょうだい」
私は『ゴホン』と席をしてから姫様に、こう告げた。
『喜んで頂けて良かったです。
大変心苦しいのですが、その身体は本編には……引き継げません』
そう言うと、姫様は驚愕の表情を浮かべられてから、咳払いを「ゴホン」とついて。
「まぁ良いわ、良い物が見れたし……まぁ、不満では有るけれどね」
先程までの表情が打って変わって、曇っていくのに罪悪感を感じた私は、姫様にこう言ってみた。
「姫様、前のお姿も、今のお姿も美しいですよ、なので、今の状態を形あるものにしてみませんか?」
そう言うと再び姫様は、驚愕の表情を見せながら、慌てふためきながら。「ちょっそれはどういう事っ!……」と、言いかけた所で、強制送還させて頂いた、そして私は姫様に、理想の自分が描いて有る絵画と、25cmくらいのフルカラー版の像を城に送らせて頂いたのだ。
当然、姫様は大歓喜されたと、フリージアさんに例を言われましたとさ。




