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楽園から続く道  作者: 詠み人知らず


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43/49

天才

暫定王者席で輝幸は、大爆笑の中、舞台を降りる二人をモニターで見ていた。

隣で綾子がつぶやく。

「やられたわね。」 

輝幸が綾子の方を向く。

「おそらく、あの”入り”と”捌け”は私たちのツカミを見て入れてきているわね。」

「まさか!あの流れを土壇場で完成させるのは、流石に無理じゃないか?」

戸惑う輝幸に、綾子が首を横に振る。

「いや、圭介ならやりかねない。私たちのツカミは、トップバッターということもあり、強烈なインパクトを生み出した。」

「うん。」

「だから、圭介は、ツカミで勝負するのを止めて、終わった後に、爆笑を攫う戦略を立てたんだと思う。」

「だからって・・・登場の伏線を、捌けで回収するなんて見たことないぞ。」

「うん、これまで誰も思いつかなかった。あれはもう発明ね。」

”天才” 

輝幸の頭のなかで、その二文字が浮かんだ。

トップバッターというくじ順とゲストのコメントから、瞬時に秀逸なツカミを生み出した綾子。

綾子のツカミを冷静に分析し、それに対抗する全く新しい戦略を土壇場で生み出した圭介。

二人の天才の攻防を目の前にして、輝幸は鳥肌が止まらなかった。


モニターでは、圭介がスタジオに現れ、ゆっくりヒョコヒョコと、MCの常田の元にたどり着く。

「遅いねん!番組押してるんやから、早よ、来い!」

常田が、笑いながら、圭介にツッコむ。

「良い、ツッコミですね。」

圭介が惚けた顔で応える。

「いや、もう、全部違う意味に聞こえる!」

遊星がツッコむ。

客席から笑いが起きる。


笑いが落ち着くのを見て、常田が進行する。

「それでは、審査員の皆さん。得点をお願いします!」

さて、みなさん、どのコンビが勝つか予想してみてください。

更新は2日お休みをいただきます。

審査員気分を味わってみてくださいね。

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