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4月6日
日記の続きになります
スバルと僕は担任の女教師奥村に居残りを食らった。何でも「超能力使えるから体育物置の大掃除をして欲しい」との事。どうして僕らなのか気になって尋ねたのだが「超能力使えるからよあんた等」しか返されない。
仕方ないのでスバルと二人で先生監視の元やる事にしたがこれが中々捗らない。何せ中はいつもより荒れ放題だった。特に備品が幾つも壊れているのも頭を抱える要因だ。
『これ人為的に壊されてないか?』
スバルがテレパシーで疑問を投げ掛ける。改めて見れば確かにそうだ。ノコギリで切られていたり、バットみたいな物で叩かれた跡もある……。
「さっさとしなさい男子! いつもふざけているんだから超能力手に入れて威張るんじゃないわよ!」
先生の怒号が飛んでくる。仕方ない。やらないと。
その瞬間スバルがポケットに破片を入れているのを見た。尋ねようとしたがスバルは口に人差し指を当てて鋭い目付きだ。
判った。詮索はよそう。
……




