51話 『真祖』 〜 命名者:サブタイ詐欺だ、気をつけろ! 〜
過去回で語った内容をなぜ繰り返し繰り返し掘り返すのか? コレガワカラナイ。
νタイプはダテじゃない!(挨拶) はーくんだよー!
概要
・はーくんはかくれマザコンだった……?
・腹ペコミー。
・なんじゃこりゃー!
ていうか、ええー!? はーくん母性をもとめていたの!? マジで!? え? マジで!?
えええ? しらなかったよ、しらなかったよ!
話は聞かせてもらった! ──つまり、どういうことだってばよ?
今北産業
ふむ、やはり知らんか。要するに、オリジナルは母性を求めていたんだよ!
おっぱい!──じゃなかった……な、なんだってー!?
おっぱいぷるんぷるん!──ではなく……な、なんだってー!?
いっぱいおっぱい!──なんて嘘で……な、なんだってー!?
おっぱいの重力に惹かているνタイプのはーくんでした!
「目を覚ましたタマモは自分の服装が不自然に乱れている事には気付かずに尻尾が増えた事に驚いていた」
「実の所、大きな変化に見落とされるが使用前使用後で肌や毛の色艶と質が向上していていた」
「これは『青分』の過剰摂取によるおこる体質変化であり、こう言ったことは『青』と関わっていると稀によくある出来事らしい」
「今回は確認できなかったが、こういった事の他に古傷の回復や身体欠損の再生、若返り、不治の病からの快復、心的外傷の治療、等の効能が見られるのが『青分』の過剰摂取だ」
「……冗談にしか聞こえない? よろしい、ならば説明だ」
「この現象をより詳しく説明する。まあ一言で言えば『青』の体質で済むわけだが……」
「まず、『青』は『生』の『始祖』として生まれている」
「一部の『概念』の『始祖』は他者へ恩恵を与える権能を持つ」
「その内の一つが『生』である──ただ『生』は『概念』の中では最もありふれたモノの一つである」
「そのためかわからないが、位階が低いとロクに恩恵を与えられず、試練位階になってようやく真面に恩恵を与えることが出来る」
「尤も、傷の治りが少し早くなる、病気になりづらくなる、疲れにくくなる、心が落ち着くなど……便利ではあるが恩恵というにはすこし弱い恩恵である」
「従って本領を発揮するのは覚醒位階からであるのだが、『生』には存在せず到達位階とならなくてはいけない」
「余談ではあるが、『生』の『眷属』ではあるが擬似的な覚醒位階となった者に『聖者』がいる」
「『聖者』は『始祖』ではないが、自らが元々持ち合わせていた『生』の試練位階を核として、『始祖』の『生者』を除いた過去の『眷属』の『生』を総て合わせて擬似覚醒位階造り上げた」
「素材は総て『眷属』であったが、それが圧縮されて濃縮されて凝縮された結果として、決して『始祖』ではないがより近しいものとなっていた」
「『始祖』の純度を100%として、『眷属』は精々10〜50%といったところで、それらを煮詰めて擬似覚醒位階となったそれの純度は99.9%というところか」
「『始祖』ではなく、かといって新たなる『始祖』となったわけではなく、限りなく『始祖』に近いそれを、あえて呼ぶのなら──『真祖』か」
「その『真祖』となった『生』は『始祖』ではないものの、それと同様に他者へと恩恵をもたらした」
「擬似とはいえ覚醒位階となったソレはあらゆる傷を治し、あらゆる病を療し、あらゆる疲れを癒した」
「その奇跡のような恩恵を賜った人々は次第に彼女を『聖者』と呼ぶのだった」
「閑話休題」
「『生』の『始祖』であった『青』は無理矢理で一時的とはいえ到達位階となった」
「すぐにそれは砕け散り、『生』は失われたものの、その残滓は強く『青』に残り、大きく減衰していたものの他者への恩恵を与える権能は確りと残っていた」
「それが一つ目」
「次に砕けた『生』の欠片達の存在だ」
「一番大きな欠片は次の『生』となり、そして失われた」
「『生』となった欠片には劣るものの大きな欠片達は『異能』となり魂魄に格納された」
「『異能』の規格から外れた欠片達の内の比較的大きなソレらは魂魄に、身体に混ざり生命力を底上げすると同時に、『異能』の受け皿となった」
「さらに小さな欠片達は細胞と血液などに融けて、生命力を活性化させ、身体機能や回復力を底上げした」
「そして、それらの副次効果として魂魄が生成する魔力に、身体生成する気に、全身を巡る血液にそれぞれ『生』の力が融け込んでいた」
「それが二つ目」
「三つ目は『青』にはありがたくないものであった呪いの存在である」
「色々と複数の呪いを堆積させていた『青』であるが」
「そのうちの一つに飢餓の呪いとでも言えるものがある」
「それは『青』が『青』自身に対して使うあらゆる消費が極大化し、効能が極小化する。活力効率が極低下するというものだった」
「例えば食事によって得た栄養を活力としてもろくに満たされることはない」
「逆に自分以外のモノへとなると逆に消費が極少化し、効能が極大化する」
「この呪いは青を飢えさせるとともに、獲物として狙われやすくするとても厄介な呪いなのだが」
「それはともかく、これにより『青』から他者への恩恵もまた極大化する」
「これが三つ目は」
「最後に龍気法、およびその上位技術」
「これは自然エネルギーとも言えるマナを呼気により取り込み、体内で魔力か気のどちらか、あるいは両方を混ぜ合わせ増幅し精錬して龍気という上位エネルギーを作り出す技術である」
「これが四つ目」
「尚この時、何故か消費が自分以外に対して行われていると判定される為、莫大な龍気得られる」
「余談であるが『青』は自らの活力の殆どを龍気によって賄っている」
続く!




