49話 玉藻 〜 死神:川´_ゝ`) 〜
今回も短い上に話が進んでいません!
ごちそうさま! はーくんだよ!
あらすじ
・はーくん、 キツネをモフり倒す。
・骨と赤ん坊、謎の交信。
モフモフモフモフッフー!
うあー思い出したら、モフモフがほしくなるよー! むむむ、髪の毛ナデナデしてヒト耳コリコリで代用しよう、べつに劣ってるという意味じゃない、あれはあれでいいものだよ? ただ用途がちがうってはなし。
欲求不満なはーくんでした。
「ひゃあぁぁぁ────!」
「ちょ、待っひゃん! 耳はふぁ、頭を撫でないふぁぁ……」
「ああ、ぁぁぁ……」
「……(ぷくー)」
「もう! バカバカバカ! 死んじゃうと思ったよ!」
「ふふ……ハルのホッペよくのびーる、ふふ……」
「やっちゃった」
「『青』は倒れ伏した『狐』を見てそう平坦な声でそう言った」
「その顔はやはり無表情だが、なんとなくバツの悪そうな気配を醸していた……よく見ると少し背中を丸めて肩を落としている、やってしまった、とその背中が語っていた」
「そんな感想を言うワタシは一体どんな場所で『青』を見ていたのか? 顔と背中を同時に見る技術を会得していたのか?」
「いやちがう、うっかり『青』の正面に立ち顔を見てしまい、慌てて背中の方に移動した、これが真相だ」
「ワタシはやや俯いた『青』の肩を叩いて『緑』を渡す、その際に顔を合わせないように注意する」
「そして、手が空いたワタシは、気を失った『狐』の元は近づき鎌を振り上げた……」
「────へぇ、じゃあはーくんはみーちゃんのために住む場所は探しとるんやな。うん、ええでええで! ウチにきぃ、まとめて養ったるわ!」
「その後、気を失った『狐』を『眠り』から覚まし、『青』は事情説明をし、その後自己紹介をした」
「彼女、『狐』は『中原 玉藻』といい、ここ──『中原神社』に住んでいる……ちなみに巫女であり、戦うために狐を降ろした──と言うことはなく、普通に狐の妖怪の様だ」
「ちなみに『はーくん』『みーちゃん』というのはそれぞれ『青』と『緑』の事だ」
「ややや……ええねんええねん、子供が気ぃ使う事ないわ」
「ああ、あと……ええ、しーぽん? 悪い! ウチの早とちりや、ごめんなぁ?」
「先程のことを謝られた、なに、気にすることはない。という合図する」
「こちらこそ家の『青』が 大変ご迷惑をかけて、と返したいところだ。喋れないのが残念だ」
「あー……鳥居の結界キレイにのうなったなぁ……あれ、壊れるもんなんやなぁ」
「『狐』、タマモは鳥居の方を向いてしみじみと呟いていた」
「せや、結界のうなったんなら……宅配頼めるやん! よっしゃ、ピザとったろ!」
「そういうと、タマモは踵を返し本殿に……ではなく離れへと足を運び、後ろを振り返り『青』達を招いた」
「離れに着くと、靴を脱いで上がり、タマモは『青』に洗面所へ連れて行き、手洗いうがいをさせた」
「それに倣いワタシも鎌を振り、『青』達の穢れや不浄を払い、ついでにいつもの様に死と病を払う」
「……穢れと不浄は何が違うのか? だいたい同じものだよ」
「なお、鎌を振り回したことについて、タマモにビックリした! と怒られた」
「『お客さんとか初めてだ、いやここに住むんだから家族だな、嬉しいな(意訳)』と気分良さげに歩いている先住民、尻尾をしまわずに歩いていたことから、2度目の悲劇は起こった」
「兆候が見えた瞬間に、素早く『青』の手から『緑』を攫っておいた。グッジョブワタシ」
「フンフンフフン────ふぎぁああぁぁぁ!」
「待ち時間はまた『緑』と語り合う、『青』の話で盛り上がった。事が済むと、『青』に『緑』を渡してタマモを叩き起こした。2度目なので潤滑だった」
川´_ゝ`):なに、気にすることはない。




