10話 指パッチン 〜 命名者:今後はすばらしきナカハラとなのるべきかな? 〜
コンビニにプチUFOビッグというのが売ってて思わず二度見しました。
やあやあ、考え事してたら人聞きのわるいスキルを手にいれたはーくんだよ。
はーくんは今、魔力と気力を身体中に巡らせる訓練をしてるんだよ。
お互いがぶつからないようにして、慣れて来たら流す量と数をふやすよ。
あははっ、今までできなかったことができると楽しいよね。
上手くなれば魔法とか忍術的な何かとか出せると思うんだ!
そうだ! 今まで分身できなかったのは魔力や気力が使えなかったからに違いないんだよ! ううん、しらないけどゼッタイそう!
え、変身? (興味)ないです。
身体強化とかは、皮膚や筋肉、骨や血管などなどに魔力とか気力をこめればいいと思う。龍気ではやってたし簡単だとおもうよ?
>『スキル:魔力循環』を習得しました。
>『スキル:精密魔力操作』を習得しました。
>『スキル:魔力再生』を習得しました。
>『スキル:身体強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:肉体強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:皮膚強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:骨格強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:血管強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:内臓強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:部位強化(魔力)』を習得しました。
>『スキル:気力循環』を習得しました。
>『スキル:精密気力操作』を習得しました。
>『スキル:魔力再生』を習得しました。
>『スキル:身体強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:肉体強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:皮膚強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:骨格強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:部位強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:血管強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:内臓強化(気力)』を習得しました。
>『スキル:瞑想』を習得しました。
うおぉ……急にきた。
なんか、こう──自分を書き換えられる感じがするね。
上手くはいえないけど、人によってはキツイかも?
全身を強くマッサージされながら脳に情報を詰め込まれるような感じかな? オレは意識しないと気づかない程度だけど。
一瞬で終わるからいいけど、何かしてる時だったらミスるかも──なるほど豊穣先生が緊急以外は任意でやりたいというのがわかるかも。まあ一般論でね。
まあ、オレの場合は集中してたら気づかないとおもうから、聞きのがし防止に後にしたほうがいいのかも?
>『スキル:苦痛抵抗』を習得しました。
>『スキル:負荷抵抗』を習得しました。
>『スキル:苦痛耐性』を習得しました。
>『スキル:負荷耐性』を習得しました。
そうそう、魔力と気力を触れさせないようにしてたのはそのままでは反発するからだよ、地龍法は二つを調和することが必要なんだ。
下手にやると爆発するっていうのはそういう事、普通は減衰ですむけど。逆にあえて強く反発させる方法もある。
魔力と気力を対消滅させて大量のエネルギーを取り出す技術、龍気法のネーミングに引っ掛けて滅龍法と呼んでいる。
どういうものか試してみようか?
右手を天にかかげ、親指の先に気力を、人さし指と中指の先に魔力を集める。そしてフィンガースナップ!
「てつだってやろうか?」
まあこんな少量程度だと、すごくいい音がするフィンガースナップにしかならないんだけど……。
パチンととてもいい音がなり────ズバン! という感じに空間が震えた。
えええ……なにこれ?
>『コモンスキル:空間』を習得しました。
>『スキル:次元斬』を習得しました。
>『コモンスキル:属性』を習得しました。
>『スキル:空間』を習得しました。
>『スキル:滅』を習得しました。
>『コモンスキル:魔術』を習得しました。
>『スキル:空間魔術』を習得しました。
>『コモンスキル:魔法』を習得しました。
>『スキル:空間魔法』を習得しました。
>『スキル:無詠唱』を習得しました。
はーくん、魔法使いになっちゃった?
……あれかなぁ、オレの触媒体質? がレベルアップしたのかな? 呪いはなくなったらしいのにねぇ……不思議。
「ハル……あぶない、こと、めっ!」
背中に衝撃をうけ、頭をパシリとはたかれた。
ふにょん、と柔らかいものが潰れる感触がする。
「あ……だ、だーれだ」
何かを思い出したかのように、背後のおっぱ──人物が目隠ししてきた。
今現在、目が開かなくて心眼で視野を得ているはーくんには無意味だよ。
>『スキル:気配察知』を習得しました。
>『スキル:空間認識』を習得しました。
「シーぽん」
「うん」
オレが答えると、人物──シーぽんは目隠しをやめて、オレのおなかに手を回して抱きついた。
あ、ちなみにはーくんは座禅を組んでたよ?
それにしても、なんでみんなははーくんを抱きしめたがるんだろうね?
オレ、別にモフモフじゃないんだけど。
あとイケメンじゃないけど。(チーズバーガーぶつけられても死なない)
「って、オレのアタマにキスして息すいこむのやめてよ、くすぐったいよ」
「ハル、ハル、ハル、はる、ハル」
壊れたラジオになっているシーぽんに、割とドン引きしながらも魔力と気力の訓練は辞めないはーくんでした。
>『スキル:魔素感知』を習得しました。
>『スキル:魔素操作(体内限定)』を習得しました。
>『スキル:魔素循環』を習得しました。
>『コモンスキル:神気』を習得しました。
>『スキル:神気知覚』を習得しました。
>『スキル:神気干渉』を習得しました。
>『スキル:神気吸引』を習得しました。
>『スキル:神気吸収』を習得しました。
>『スキル:神気吸収』を習得しました。
訓練の難易度を上げようと、魔素を取り込んで魔力気力と同じように回してるだしたはーくんだよ。
限定ってつくスキルが取れたね。
限定解除したい、普通になるだけのはずなのに限定解除のほうがずっとつよそう。
オートマ限定解除とかかなりヤバイよね、めっちゃつよいよ!
あ、ちなみに並列思考系は一つづつしかしゃべる思考は増えないみたいで、しゃべらない思考も増えてるみたい、しゃべる思考は大将格みたいだよ。
普段はコントロールを大将格さんに丸投げしてる感じ。
必要な時には大将格さんにオーダーを出したり、こっちにコントロールをうつしたりできるみたいだ。
今現在どうしてるのか? はーくんの負荷テストもかねてるから遠慮してるかんじだよ。
大将格1号2号V3にも名前つけようかな……。
「ハル」
オレのアタマに顔をすりつけていたシーぽんが声をかけてきた。
「もういいの?」
「うん──もっと、やる、けど。おはなし、しよ?」
あ、まだやるんだ。
「女神さまとヴィオラはどうしたの?」
「ふたりは、起きて、ない。たぶん、死ぬほど、つかれてる」
言ってなかったけど、寝ている3人……3柱? からだいぶ離れたところにいたはーくんでした。
シーぽんは急に後ろから抱きついてくるからビックリ。
「シーぽんは死ぬほどつかれてないの?」
「うん、死ぬほど、つかれ、てた。だから、こうして、生き、返ってる」
オレは一体なんなのかな?
「ん、ナインは、生身の、肉体は、はじめて。ねむるのも、はじめて。あらが、えない」
ナイン──って、ノインだよ!
「女神さまは?」
「ふつうに、ねぼすけ」
まあ、こんな寝心地のいい世界創るくらいだし、そうなのかも……。
ん? 女神さまって、世界創るたびに、体力? が全快するまで、深いねむりにつくんだっけ……女神さまの実起床時間は──あっ。
女神さまの、カラダだけオトナになった説は考えないことにしよう。うん。
そうだろう? はーくぅん。(野太い猫なで声)
う、うん! そうだネ、はークン。(甲高い声)
インベーダーごっこをして、現実から目をそらすはーくんでした。
ふりかけと肉がない、昔のちぢれ麺でした。




