↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 遠征旅立ち編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

799/859

遠征旅立ち編-1.レオ一家、旅立つ!

 本日より遠征編が始まりますよ〜!

 想定以上に長くなったので3分割(現時点で)して最初の旅立ち編を全32話でお届けいたします。

「レオ、それにネボラ様も···。本当に道中お気をつけ下さい」


「ははは!心配無用だ、将軍。レオは強いし、子どもたちはこれから鍛えられるからな。帰ってきたら立派に成長した姿を見せてやるぞ」


「ええ。楽しみにしております。レオ!気をつけてな!帰ってきたら宴会するからな!」


「おっちゃんらは宴会しか頭にねえのかよ?昨日は壮行会(・・・)って名目で宴会やったってのに···」


「ははは!そう言うな!レオと飲む機会が減ってしまうからな。ちゃんと帰ってくるのだぞ!」


「···ああ!そんじゃあな!」


「「「「いってきま〜す!!」」」」



 この日、オレたち一家6人はネイレを後にした。これからこのボルタニア大陸をぐるっと1周して、道中の魔獣殲滅を主に活動する予定だ。


 異世界の連中がいれば、状況によって対応を考える。さすがにネボラと子どもたちを戦わせることは避けたいしな。



「まちのそとってひろいね〜!」


「レー!あそこになにかいるよ〜!」


「ほんとだね〜!なんだろうね〜!」


「おいおい!レグス!フェア!勝手に先に行くなよ!魔獣かもしれないぞ」


「レオ。魔獣なら相手してもらったらいいと思うが?戦闘経験も必要だぞ」


「う〜む···。あんまり勝手な行動はしちゃダメだと思うが···。オレたちから見えないところには行くなよ?」


「「は〜い!」」



 そう言ってレグスとフェアは駆け出していった。まぁ、子どもが元気なのはいいことなんだけどな。国の外だと命の危険があるから、あんまり体力使うってのは気をつけないといけない。いざという時に逃げることができなくなっちまうからな。


 ちなみにアルとルエルはオレとネボラで手をつないでいる。今回は様子見ってところなのかな?


 そうしてしばらくすると、アルとルエルがレグスとフェアが向かった方を向いて言ってきた。



「パパ〜!レーにいがもどってきたぜ」


「フェアねえがなにかもってるね?」


「アルとルエルはもうそんな遠くまで見えるのか?どれどれ〜?」



 どうやら目に身体強化魔法を使ったようだ。このあたりはティールが教えてくれているんだ。あっという間にできちまうから、ティールも呆(あき)れていたな···。


 さて、フェアは何を持って帰って···?


 あれは見間違いか?フェアが何か大きなモノを持ち上げてこっちに来てるぞ?


 そして、近くに来た時にわかった。あれ、魔獣だわ···。しかも結構ヤバいライトニングディアじゃねえかよ!?



「「パパ〜!きょうのおにく〜!」」


「おいおい···。とんでもねえ魔獣狩ったな···」


「ははは!さっそく普段からの鍛錬が役に立ったな!しかも大物じゃないか!よくやった!レグス!フェア!」


「うわ〜!おおきなしかだな〜!」


「おれもかってみたいね!」



 オレはびっくりしていた。もうこの子たちは狩りができるんだな···。初の実戦で大物狩るなんて···。


 そしてアルとルエルも狩りには乗り気だ。やっぱりオレの血を引いてるから神狼族としての本能なんだろうなぁ〜。



 というわけで、今日の昼食と夕食はもちろん狩ったライトニングディアだ。解体は無限収納リュックに入れたらやってくれるので楽ちんだな。


 昼食はそのまま肉を焼くことにした。そして初めて自分で狩った魔獣の肉をレグスとフェアは···?



「「おいし〜!!」」


「ははは!初めての狩りの獲物は絶品だろ!?私も最初に狩った獲物の味は今でも忘れられないな」


「そういやお前が最初に狩った魔獣ってなんなんだよ?」


「シザーズラビットだったな」


「···巨大なハサミの武器を持った魔獣じゃねえかよ」


「そうだな。だが、ハサミの動きが大振りだったしスキだらけだったから、特に苦戦した覚えはなかったぞ」



 ネボラも規格外だったな···。こいつに子どもたちは仕込まれてるから、レグスとフェアはいきなり初陣でとんでもねえ魔獣狩れたんだな。



 そして歩き続けて日が落ちかけた夕方に道端でテントを張ることにした。これからはテント生活が増えるから、レグスとフェアにもやってもらった。アルとルエルにも組み立て方を見て覚えてもらうぞ。



「まずは真ん中に建てる支柱を支えるための細い穴を土魔法で···、これぐらいに地面をくり抜いておくんだ。深さはこの支柱に塗ってあるこの線が地面に来るぐらいがいいぞ」


「じゃあぼくがやってみる!」



 レグスは地面に拳を当てて···?え?どうする気だ?



「うぉおおおおーーーー!!」



 思いっきり気合い入れて拳を地面に叩きつけた!?


 するとレグスの拳は地面に一気にめり込んで腕がすっぽり入ってしまったんだ。



「···レグスは結構力技で掘るんだな」


「えへへ。···あれ?うでがぬけない···?」


「掘るまではよかったけど、その後は考えてなかったな?仕方ねえな!そらっ!」


「うわっ!?パパ、ありがと〜!」



 レグスを持ってゆっくり引っこ抜いてやった。掘った穴はちょうどいい深さのようだ。このまま使ってよさそうだな。


 そして次にテントを建てる。かさと同じ形状で、支柱を穴に入れてかさ部分を持ち上げて引っ掛けるだけだ。


 そして、地面に防水布とかさの周囲に布を貼り付けて完成だ。このやり方、エレの知識にあったので利用させてもらって作った特注品だ。


 ものは普通のテントより大きいので一般的じゃねえけど、無限収納リュックがあるからこの方が楽なんだよな。



「うわ〜!なかはちょっとだけせまいね」


「フェア。そりゃ、ここで寝るだけだからな。6人一緒に寝るならこれぐらいで十分だろ?」


「これから宿以外は寝袋で寝るぞ。すでに家でも練習で使ってるからわかってるな?」


「「「「は~い!」」」」


「よし!そんじゃあ夕食の準備をするからな」


「レオが準備している間、みんな稽古するぞ!」


「「「「···は~い」」」」



 最近のネボラはレグスとフェアに対してはほぼ実戦形式で教え込んでいる。これが結構厳しいんだよなぁ~。ほぼオレとやる時と変わらないんだよ。あいつ、手を抜いてやるって感覚があんまりねえからなぁ~。レグスとフェアは若干イヤイヤ気分ではあったけども、始めたらちゃんとマジメにやってたぞ。


 一方、アルとルエルは基礎の型をやってる。さすがに剣を持ってすぐに実戦はムリってアイツもわかってるからな。オレにも最初は基礎を徹底的に仕込んできやがったからな。



 そうして1時間ちょっとで今日の夕食は完成した。今日は日中に狩ったライトニングディアの肉の煮込みスープだ。身がホロホロに柔らかくなるぐらいになったから食べごろだな!



「「「「おいし~~!!」」」」



 子どもたちも満足顔だったな。こうして狩りをしておいしい肉を食べることができる。これを知れば狩りをさらにやりたい!って思うようになるだろうな。


 この遠征中に料理についても教えるとしようかな?

 旅の道中は狩った魔獣のお肉がメイン食材になりますが、さっそくレグスくんとフェアちゃんが大物を狩ってしまいました。このライトニングディアは近づくと電撃攻撃を仕掛けるほか、スピードも電撃により強化されてるので動きが速いうえに突進してくるので倒すのが困難かつ、逃げることも不可能と言われている魔獣です。戦闘描写はないんですが、どうやって狩ったのでしょうね?


 さて次回予告ですが、レオくん一家は滅亡したテーパーに到着します。滅んで7年が経過して自然に還りつつある国を、ネボラさんはどのように見るのでしょうか?


 それではお楽しみに〜!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。