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【加筆修正完全版】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
続編第6章 ウェーバー大陸の秘境へ行こう!

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6-11.この木なんの木?もしかして世界樹!?

 ※2026/4/3追記

 本日は商船三井さんふらわあ様の『さんふらわあむらさき』に乗船して別府に向かっております。

 ただいま神戸沖を航行しており、もうすぐ明石海峡大橋をくぐりますよ~!

 明日は別府温泉祭りの中で行われる『令和7年度別府八湯温泉道名人認定カード』交付式に参列いたします。第12651代名人ですからね~!

 そしてそのまま帰って仕事です(笑)!

  グロー歴525年8月8日 曇


 おはよう!昨日は散々な目に遭っちゃったよ···。まさかアトラちゃんが闇墜ちしかけるとは思わなかったよ。


 今日のアトラちゃんは普段通り···、ではないね。ちょっと落ち込んじゃってるけど、昨日のように目にハイライトは消えてないよ。


 やっぱり信じていた事が崩壊しちゃうと、落ち込むよね。自分が守るべき正義が、あのように振りかざされちゃうとね。


 確かに世の中、金、金、金ではあるよ。某ロマンあふれるRPGの2作目でも言われてたけど、世の中そういうものなんだよ。でも、あからさまにああいう態度は良くないよね。



 さて···、これからどこに行こうかな?もうマクス帝国の属国はあんまり良くなさそうだわ。他にはいい国もあるんだろうけどね。昨日の国でもうコリゴリだよ···。



「みんな?もうここら周辺の小国家群には行かない事にして、国家に属さない秘境に行ってみようか?」


「いいぞー。空飛んでけばあの山脈を越えるのも簡単だぞー」


「確か、誰も行ったことがないって話よね?歩いて行けないなら飛べばいいんだからあたしはいいわよ〜」


「···強敵がいればどこでも」


「ハルさん?強敵って···、もうハルに勝てる人なんてほとんどいないと思うよ?」


「···そんな事ない。···世の中、広いから」



 というわけで、小国家群から離れることに決まったよ。


 さて!ではどこに行こうか···?


 一応地図アプリを開くけど、こっちの大陸は情報が少ないので、ボルタニア大陸のように詳細な情報が出ないんだ。通り過ぎると表示されるけどね。


 じゃあ、ずっと南の方に行ってみるか!このまま大陸を南へ行くと、赤道付近がジャングルになってるようだ。


 赤道を越えても大陸は続いてるんだ。南半球へは元の世界でも行ったことないんだよね〜。


 太陽が北半球とは違って東から北経由で西に沈むんだ。某『これで良いのだ』のアニメのオープニングの歌詞にある『西から昇ったお日さまが東に沈む』ってのが疑似体験できるんだよ〜。



「じゃあリオ、南に行ってみようか?」


「いいぞー!どんな場所でも、飛んでいけば問題ないぞー!」



 というわけで、宛もなく南に飛ぶことに決定したので、さっそくリオたちに乗せてもらって南へ飛ぶことにしたんだ。



 飛び立ってから2時間。高速飛行魔法で飛んでいるから距離としては1000kmぐらいかな?見下ろすとジャングルが広がっていた。熱帯雨林だね〜!初めて見るよ〜。


 そうして高速飛行魔法で飛んでると、前方のちょっと左側に巨大な木が見えて来た。···えっ?デカすぎない?



「アキー?なんかデッカイ木があるなー!」


「こんな遠くからでもはっきりと見えるなんて···。ちょっと行ってみようか?」


「その前に休憩したいぞー」


「了解!え〜っと···。リオ、目の前に川があるよね?右の川の中央に中洲があるから、そこに降りようか!?」


「わかったぞー!」



 リオが降下を開始し、ボクがみんなに『ちーむッス!』のアプリで休憩する事を伝えた。熱帯雨林だとジャングルばかりで着陸できる開けた箇所が少ないんだよね。


 中洲に降り立った。草も生えてるから沈むことはなさそうかな?ボクは降りるとすぐにお茶の準備を始めたよ。その間にモンドくんとフーちゃんがレジャーシートを敷いて、簡易テントを立ててくれた。


 その間、リオとナナはさっきのでっかい木をジーッと見ていたよ。



「さっき見えたのって木···、よね?あんな大きな木はあたし見たことないわ〜」


「あの木、なんの木なんだろうなー?でっかいから気になる木だなー」


「リオ···、某CMみたいに言って···。まぁボルタニア大陸では見たことのない木だしね」


「じーちゃん!行ってみようぜ!」


「どんな花が咲いるのかな〜!」



 ···やっぱりみんな興味があるようだから、行くことにしたんだよ。せっかくこんなところまで来たしね!



 そうして昼食も兼ねて1時間半ほど休憩した後にボクたちは再び飛んだ。


 上空から見てもとにかくデカイ!現在高度10000フィート、約3000m上空なんだけどさ···。ちょうど目線が木の高さとほぼ一致しているんだよ。


 元の世界の富士山とほぼ同じの高さってどういう事なの?元の世界の業平(なりひら)橋にある某タワーも、下からだとものすごく高く見えたんだけどね。


 近づいていくと、ある程度の外観が見えて来た。木の幹が超ぶっとい!!広葉樹のようだね。これだけ大きいと、ゲームとかラノベだと『世界樹』って呼ばれてる事が多いよね。もしかして、これもそうなのかなぁ〜?


 まぁ、このエーレタニアはエレさんが創ったんだし、そういうネタは入れてるかもしれないね。



 そうして30分ほどで着いた。このでっかい木の周囲10kmぐらいは木が生えてなかったよ。そりゃ、こんだけでっかい木だから日当たり悪いもんね。


 そして木の幹にゆっくりと近づいてみた。木陰は『もう夜?』ってぐらい薄暗いよ。こんだけ大きな木で葉っぱもかなり大きいからね。日差しを完全に(さえぎ)っちゃってるんだ。


 とりあえず降りてみるか!どうも木陰からちょっと離れたところには集落があるようだし、ちょっと訪ねてみよう!



 いきなり集落に降りるとビックリさせちゃうから、ちょっと離れた場所に着陸した。もう木の影に入ってるんだけどさ···。見上げると、なんだか黒に近い傘の下にいるような感覚だよ。



「すっげぇなぁ〜!下からだとてっぺんが見えないもんなぁ〜!」


「きのぼりはたいへん」


「こんな大きな木だと悪人に狙われそうだなぁ〜」



 う〜ん···、アトラちゃん?そもそもこの木が何の木かわかんないから、狙われるかすら不明なんだけどね。


 さて、歩いていくとさっき見えた集落の入口に着いた。



「ん?ここらでは見ない格好ね。ここに何しに来たの?」



 門にいた獣人の女性が槍を構えて聞いてきたよ。ここを訪れる人はいないのかな?



「突然の訪問、失礼します。ボクはアキと言います。旅をしてまして、この大きな木が遠くから見えていたので気になって来てみたんですよ」


「ここにどうやって来たのかしら?川は流れがあって広すぎて泳げないし、周囲は魔獣だらけで道なんてないわよ?」


「飛んできました。こっちのリオに乗せてもらってね」


「おうっ!ドラゴン族は飛べるからなー!」


「ドラゴン族···?あの伝説の···?」


「えっ?伝説?」


「こっちの話よ。まぁ、あんたたちは大丈夫そうね。とりあえず長老に会ってもらおうかしら?長老が許可すれば滞在できるわ。ここで待ってなさい」



 そう言って門番の女性は走って集落の奥へ向かったよ。



 さて。さっき気になるワードが出ちゃったよ···。ドラゴン族って伝説なの?



「リオ?伝説って言われたけど、なにか知ってる?」


「いやー?そもそもオレらはボルタニア大陸にいるドラゴン族だからなー。こっちのドラゴン族ってどうなのかは知らんぞー」


「あたしも聞いたことないわね〜。でも、この大陸のドラゴン族って緑竜と黒竜よね?」


「ナナ、クロくんは孤児だったって話だから黒竜の集落がこの大陸にあるとは限らないんじゃ?」


「···その長老って人は詳しいんじゃない?」


「ハルの言う通りだね。会わせてくれるようだから、話を聞いてみるか」



 そんな話をしていると、年輩の方がこっちに向かっていたよ。あの人が長老さんかな?


 そう思っていると、長老さんが立ち止まり···、杖を倒しちゃった!?な、何か驚いてるようだけど···?



「ま、まさか!?ワ、ワシの代で···、救世主様が御降臨されるとは!?」



 ···はい?救世主?どういう事なの···?

 ファンタジー世界ならだいたいあるのが世界樹とか神樹と呼ばれる存在ですね!もちろんエーレタニアにも世界樹がありました!葉っぱも大きいでしょうから、1枚だけで家の屋根代わりにもできそうですよね~。


 そして集落ではいきなり救世主呼ばわりされてしまいました!いったいどういう事なんでしょうね?


 それでは次回予告ですが、この集落には伝説が残されており、アキくんたち一行はその伝説にある救世主とのことです。誰がそうなんでしょうか?

 そして、世界樹には魔獣が住み着いたらしく、困ってる様子でした。結局は受けることになってしまうんですよ。


 それではお楽しみに~!

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