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鉄の女

そういえば、そろそろ終わりそうです

 ラバルチーム 


 親父達…タケロー達は大丈夫なのだろか…

 ラバルは少し、タケロー達の事を心配していた。


「おい、待て…匂いがする…敵の匂いだ。」


 ドクの鋭い嗅覚で敵が近くにいることがわかった。ラバル達は一斉に戦闘態勢を構えた。


「あらら、まさか犬なんか連れてるなんて…ちょっと面倒ね…」


 そこに現れたのは、ロイヨだった。


「こいつが、タケローが話していた。鉄の女のロイヨ…」


 ラバル達はタケローやボルクから、ロイヨの事を聞いていた。


「三対一ね…まぁ私なら行けるかしらね」


 ロイヨは、そう言ってきた。


「おいおい、この女舐めすぎじゃねぇか?一気に殺す!」


 ドクはそう言ってロイヨに飛び込んだ。


「おい、まて!」


 ラバルが止めようとするが、ドクのスピードにはついて行けなかった。


 ガジィイイイ


 鋭い音がしたが。


「へっ、鉄の女ってこういうことかよ。」


 ドクの爪の攻撃をロイヨは腕を黒くして受け止めいた。


「何も感じないわ…もっと快感を私は求めているのに…・がっかかりだわ!」


 ロイヨはもっといる、黒い槍でドクに攻撃をしようとしたが。


「おっと、危ない危ない!」


 ドクは得意の素早い足でロイヨの槍を避ける。


「すばっしこい犬ね…でも、私の相手じゃないわ」


 ロイヨがそう言った。


「我の攻撃も食らえ!」


 ラドは大剣でロイヨに攻撃した。


 ガァアアアア!


 重い音が鳴り響いた!


「なにそれ…見た目だけかしら?」


 ロイヨは片腕を黒くして、ラドの大剣を止めていた。


「なんだと…この女…人間なのか…」


 ラドは驚き、そう言った。


「私みたいな人間なんて居るわけないわよね…貴方たちと同類なだけよ!」


 ロイヨはそう言って、黒い槍をなぎ払いラドに攻撃する。


 ブシャ!


 ロイヨの攻撃がラド顔に少しだけ当たった。


「ちっ当たったか」


 ラドは顔の血を手で拭き取った。


「大丈夫ですか、ラドさん!」


 ラドはラバルに近付いた。


「ラバル…お前は我より強い…」


 ラドはラバルにそう言ってきた。


「…そんなことは…」


 ラバルが否定をしようとするが。


「正直に言うと認めなくは無い…でもそれが事実なのだ!ラバル、お前は先に行け!こいつは足止めの為にここいるのはわかっているだろ?」


 ラドの言うとおり、ロイヨがここに居るということは、この先には行かせたくないと言うことだ…ラバルはそのことをわかっていた。


「…わかった、ここは任せた!」


 ラバルが走り抜けようするが。


「私が逃がすと思うかしら!」


 ロイヨは走り抜けようとするラバルを追いかけようとするが。


「俺のことも忘れちゃ困るぜ!」


 ドクは一瞬にしてロイヨの目の前に現れ爪で攻撃する。


 ガジィ!


 だがロイヨは片腕を黒くし、その攻撃を防御する。


「全く…はぁあああ、三人ならもっといい痛みを感じられたかも知れないのに…」


 ロイヨはため息をつき呆れている表情だった。


「竜の女とコンビか!俺の早さについてこいよ!」


 ドクはラドにそう言った。


「ふん、我を甘く見るな!」


 ラドはドクにそう言い返した。二人は気合いは高まっていった。


「さぁ来な!私に痛みを感じさせてよ!」


 ロイヨは不気味な笑みを浮かべた。


「こいつ狂ってやがる!」


 ドクはそう言ってロイヨに猛攻撃を仕掛けた。


「我も行くぞ!」


 ラドも続けて、大剣で攻撃をする。


 ザァアアアアア!


「…全然だわ。足りなすぎるわ!」


 ロイヨは両腕を黒くして二人の攻撃を防御していた。


「期待外れにも、ほどがあるわ!」


 ロイヨは黒い槍をブン回し、二人に攻撃をした。


「ぐ…」


 ドクは傷が入ってそう言った。ラドもロイヨの攻撃を食らって身体に傷が入っていた。


「あの堅さをなんとかしないな…」


 ラドがそう言って、二人はロイヨとの距離を一旦取った。


「私を早くゾクゾクさせなよ!」


 ロイヨは不気味な笑みを近付きこちらに向かってくる。


「俺の早さで隙を作る。その間なんとかしろ」


 ドクがラドにそう言って、ロイヨに向かっていった。


「おい!そんな無茶ぶりを!」


 ラドは焦った、だがなんとかするしかない!


「また犬か…」


 ロイヨはがっかりしてような表情していた。


「ただの犬じゃねぇえんだよ俺は!」


 ドグそう言って「わぉおおおおおおおおおおおおお!」っと犬の雄叫びを上げ、ドクの毛は逆立ち、爪は鋭くなった。


「行くぜ!」


 ドクは超スピードで、自分の残像作り出す。


「へぇ…犬のくせにちょっとは面白そうなことするじゃない…」


 ロイヨは笑いながらそう言った。


「だぁああ!」


 ズザアア!


 ドクはロイヨの背後を取り、鋭い爪で攻撃をしたが、ロイヨは身体を黒くしていた。


「ふーん…さっきよりは良い感じだけど…まだまだ快感には足りないわ!」


 ズゾオオオオオオオオ


 ロイヨは前を見ながら後ろにいるドクに槍をさした。


「ぐあぁ…」


 ドクは腹を刺され、血が噴き出す。


「さて…まずは一匹…次はドラゴン狩りね」


 ロイヨはギロっとラドの方を睨み付けた。


「…何もできなかった…犬の男が早すぎてついていけない…」


 ラドはドクの方を見てそうつぶやいた。


「だが、我も本気を出す!!『紅蓮竜(ぐれんりゅう)』」


 ボアアアアアア!


 ラドの翼と尻尾と目と大剣が燃えだした。


「最初からそれをやればいいのに…あぁ~ゾクゾクしてきたわ…どんな痛みを、この私に味合わせてくれるのかしら」


 ロイヨは狂った表情でラドにそう言ってきた!


「おかしい女だ!だが我は竜の誇りにかけて勝つ!」


 ラドはロイヨに向かって炎の大剣を振った。

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