↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界行ったらチートだった  作者: トミ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

72/88

雷と刀

 ボルクチーム


 俺とボルクさんは、なにやら怪しい洞窟の目の前にいた。


「ここ、いかにも邪神の封印場所って感じがするな…」

「確かにそうっすね…」


 俺の声に反応するように喋るショウ。


「あぁ、この奥に行ってみようぜ」


 俺とショウとボルクさんは中に入って行こうとした瞬間。


 キンッ!!


 突然襲いかかったのは、トウゴだった。トウゴの刀の攻撃をボルクさんは自分の持っている斧で防いでいた。


「ほぅ…ワシの攻撃を防ぐとはさすがは隊長とは名乗るだけのことはあるな…」


 トウゴは一旦俺達から下がり、刀をしまう。


「フン、どうやらこの先に親玉はいるって感じのようだな!」


 ボルクさんは少し笑いながら言った。


「よし、タケローとショウ!ここは俺様に任せろ。俺はこの男とは戦ってみたかったんだ」


 ボルクさん俺達に向かってそう言った。


「え?いいんですか!?」


 俺は驚いた。こういう大事な場面は俺がこの場に残り、奥には隊長のボルクさんが行くものだと思っていたからだ。


「行け!お前は、コノ世界の主人公なんだろ?だったらクロマの野郎を止めてこい!」


 ボルクさんはそう言ってトウゴに向かって斧を振る。


 ガジィ!


 ボルクさんの斧とトウゴの刀が響き合う。俺達はこの瞬間に奥に進んで行った。


「ほう。まるであいつのことを見向きもしない…どういうことだ?」


 ボルクは、トウゴがタケローが洞窟に入っていくのを止める動作さえしない様子を見てそういった。


「ワシは一体一の戦いが好んでいるからな…後、最強の人間と戦ってみたかった!」


 ズガァアアアア!


 トウゴはもう一つの刀を抜き、ボルクを吹き飛ばす。


「なんて奴だ…。こいつは今まで戦った中で二番目に強いかもな…」


 だがボルクは思った。勇者にしか本気を出せなかったがこいつにも本気を出せると!


「…久しぶりに血がさわぐ」


 トウゴがそう言って、双刀でボルクに襲いかかる。


 キンッ!シャンッ!


 トウゴに猛攻撃をボルクは斧で防いでいく。


「うらぁあああ!」


 ボルクは力で押し切ろうと斧を振り回す!


 ガァアアアン


 トウゴの双刀が吹き飛んだ。


「…なるほど…やはり強いな」


 トウゴは手を顎に当てそう言った。


「当たり前だろ?俺は最強なんだよ!」


 ボルクは笑いながらそう言った。


「…この刀はどうかな?」


 トウゴは腰にある刀を手におき、構えた。


「…間合いを取っているな…」


 ボルクはすぐにトウゴの動きに感づいた。


「ほぅ…気がついたところでどうする?」


 トウゴは素早い動きでボルクに近付く。


「入った!閃光斬(せんこうざん)」


 トウゴが抜いた刀は一瞬にして光輝いた。


 ズバァアアア


 ボルクの肩に傷が入った。


「あぶねぇところだったぜ」


 ボルクは肩から血が出ているがそう言った。


「フン、致命傷は避けたか…この技の存在を知っていたな?」


 トウゴはそう言った。ボルクは閃光斬の存在をラバルに聞いていて知っていたのだった。


「あぁ、だが残りの二本の刀は知らないぜ…どんな芸を見せてくれるか楽しみだぜ…」


 ボルクはまた笑いながらそう言う。


「…いいだろう、4本目の刀を見せてやろう…」


 そう言って、トウゴは腰にある小さい刀を抜いた。


「ハッ!」


 そしてその刀を抜いた瞬間、トウゴはその刀をボルクに向かって投げてきた。


 ズザッ!


 ボルクの手にその刀が刺さった。


「とっさに手で止めれて良かったぜ…まさか投げてくるとはな…だがそれだけか?」


 ボルクがそんなこと言っていたら。


 バシッ!


 トウゴの手にはさっき投げた小さい刀が戻っていた。


「この刀は曰く付きの刀でな…投げてもすぐ戻ってくる刀なのだ」


 トウゴはそう言ってまたボルクに向かって刀を投げ来た。


「くっそ、なんだよそれ!ブーメランかよ!」


 ボルクは避けるが、またその刀がトウゴに手に戻ってくる。


「だが、結局は避ければいいだけの話しだ。」


 ボルクはとにかく避けて、トウゴに近付く。


 ザンッ!ドガッ!


 ボルクはトウゴが投げ続ける刀を避けたり、斧で防いだりしていく。


「…近づいて来るのも想定内だ!間合に入った!閃光斬!!」


 ズジャアアアアアア!


「ぐはっ!!」


 トウゴの閃光斬が思いっきりボルクの鎧に当たりボルクの鎧は砕け散った。


「っち…鎧越しにまで刀の攻撃が伝わってくるぜ…」


 苦しそうにボルクはそう言った。


「次の一撃で決めるぞ!」


 そう言ってトウゴは、また刀を構える。


「…しゃーねぇ!やるしかないようだな!俺の必殺技!装雷(そうらい)!!」


 バチバチバチバチ!!!!


 ボルクの身体に稲津がどんどん流れていく。


「くっ、なんという威力だ。」


 トウゴはボルクから離れる。


「さぁて、最強を見せてやるぜ」


 バチバチッとボルクの身体に雷が流れている。


「…フン、この技は見たことがあるぞ…こい」


 そういってトウゴはボルクを挑発する。


「行くぜ!」


 ボルクはもの凄いスピードでトウゴに向かって行く。ボルクの通る場所には稲光がなり響く。


 ズガアアアアア!


 ボルクの斧とトウゴの刀がぶつかり合う。


「なんという力だ…」


 トウゴはどんどん押されていく。


「うらぁ横ががら空きだ!」


 バシィッ!


 ボルクは蹴りがトウゴに当たり吹っ飛ばした。


「くっ、やはり強者だな…ワシの相手にふさわしい!」


 トウゴは立ち上がり、腰の刀を手を当ててにやりと笑だした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。