鳥の王
投稿するの忘れそうだった、
俺達三人は、ドクが何故俺を狙ったかを聞いた。そしてドグが少し声色変えてゆっくりと語り出す。
「俺はな?雇われたんだよ・・・?名前は聞いていないが、黒いローブをした謎の男だった。」
黒いローブをした謎の男・・・俺は頭の中一人だけ思いつき喋る。
「クロマだな、そいつしかありえない・・・俺を殺すために、ドクを雇ったのか・・・?」
そう考えるしか無かった。そしてラバルがドクに質問する。
「どうして奴に雇われたんだ?やはり金か?」
ラバルはドクに質問して聞いた。そしてドクが答える
「でたよ金!俺はなぁ?・・・金のためには動かない主義なんだよ!」
そうなのか?こいつはそういう男なのか?いや犬男だったな。そんなこと思っているとショウが声を荒げてドグ向かって言う。
「金の為じゃなかったら!何のために動くんっすか!?」
ショウが大声で言った。そうかショウは商人だからな、金の為に動く奴だったな。ショウの返事にドグは答える。
「それは、俺の飯の為に決まってんだろ?」
は?こいつ本気で言ってるのか?俺はそう思いつつ、ドグがまた喋り出す。
「そのクロマって奴は話しがわかるやつでよ?俺の動かすために子供のドラゴンを渡してきたんだよ!こいつを喰えって意味でな」
なるほど・・・そういうことだったのか・・・そして俺はつぶやく
「しかし、飯の為に動くとはな・・・」
ドクって犬なんだなって改めて思いながらドクを見るとドグ喋り出した。
「なんだよ?悪いか?ちょっとは考えてみろよ?金って何の為に使う?俺はいい飯の為に使う。だから俺は金ではなくて飯で動くようにしたんだ?」
こいつには、そうとうの飯に思いがあるようだ。そう思っていると黙っていたゴリラ俺達に喋りかけてきた。
「そういえば、あんたら人間は、なんでこんな獣人だらけの街に来たんだ?」
ゴリラが聞いてきた。俺はラバルに聞く
「話してもいいのか?」
俺はラバルに聞いた。ラバルは答える。
「・・・まぁ、この二人なら支障はないと思う」
ラバルはそう判断したので俺は話す事にした。
「俺達は、ここに邪心が封印された場所があるって聞いてきたんだ」
俺は、ドクとゴリラに話した。ゴリラそして喋る。
「邪神の封印ねードク?聞いた事あるか?」
ゴリラはドクに聞いた。ドグが喋る。
「いやーそんなもん聞いた事ねぇよ」
ドクはそう言ったのを聞いてラバル喋る。
「やはり、ここにいる王に会わないと行けないか」
ラバルはそう言って考えこんだ。そういえば王様から手紙を渡せって言われていたよな。ドグは頭を掻きながら喋る。
「あの鳥頭に会うのか?奴には簡単に会えないぜ?」
ドクは俺達にそう言ってきた。俺はどういうこと思いドグに質問した。
「なら、どうやって会えばいいんだ?」
俺は聞いた。そしてドグは少し考え俺の質問に答える。
「そうだな・・・俺の頼みを聞いてくれば会えないことも無いぜ?」
ドクは俺達にそう言ってきた。ラバルは呆れた顔をしたがドグにこう言う。
「・・・今はこいつを頼りにするか・・・」
ラバルは仕方なしに了承することにした。それを聞いてドグ元気よく喋り出す。
「よっしゃ!なら、明日に出発だな!」
俺達はこのゴリラのおっさんに寝床を借りることしに、俺達はぐっすりと眠っていった。
のぶとい渋い声がきこえた
「朝だぞ」
ゴリラのおっさんが顔を近づけて起こしてきた。それに俺は驚き。
「うわぁあ!びっくりした!」
俺は起きた瞬間にゴリラ顔がアップで移ってびっくりしていた。ニコッとゴリラは笑いながら、喋った。
「元気の良い奴だな。他の二人は起きているぞ?」
ゴリラがそう言ってきた、俺はとりあえず部屋から出た。外にはショウとラバルとドクが待っていた。ドグは俺の顔を見て喋る。
「いつまで寝ていやがる?こっちは待ちくたびれたぞ」
ドクがそう言ってきた。俺はドグにこう言った。
「そんなことを言われてもな・・・」
俺はみんなが起きるのが早すぎると思った。そんな中、ラバルはドグに聞く。
「・・・本当にお前に任せれば王に会わせてくれるんだろうな?」
ラバルがドクに対して言った。ドグは答える
「大丈夫だって!とりあえず行くぞ!」
俺達三人は、ドクに着いて行った。道中ちらちら獣人達に見られて俺はあんまり落ち着いていなかった。そしてドグがしゃべ出す
「さて、着いたぜ!」
ドクに、連れられて、俺達はアラブの宮殿みたいな所の入り口に着いた。俺は声を開き。
「この先に獣人の王がいるのか・・・」
俺達は入ろうとしたが。そうすると門番の鳥の獣人が怒った声で喋る。
「待て!怪しい奴め!貴様ら本当に獣人か?」
門番の鳥の獣人に止められた。やばい、さすがにこの尻尾ではバレたか?だがドグか冷静に鳥に喋る。
「おいおい、ちょっと待てよ」
ドクが門番に話した。門番の鳥がドグ喋る。
「ドク様・・・貴方ここに来るなんて珍しい。」
ドク様だって?こいつタダの腹減り犬野郎じゃ無いのか?そう思っているとドグが門番に喋る
「あぁ、こいつらを連れてこいってトバに頼まれてたんだよ」
トバって誰だ?ここの王の名前なのかな?
ドグの話を聞いた門番がこう言う。
「そうなのですか?その様な話しは聞いてないですが?」
門番は不思議そうな顔で見てきた。
「あぁ?俺とトバは幼馴染みなんだぞ?信用できないのか!」
なるほど、幼馴染みだから会えないこともないって言ったのか。そして門番は諦めた表情をしながらこう言った。
「・・・まぁ貴方が言うなら、わかりました通しましょう。」
門番は通してくれた。ドグ俺たち向かって喋る。
「よし、入るぞ」
ドクは奥に進んでいくのに俺達は着いて行き、中に入っていった。周りの見て俺はつぶやく。
「綺麗だな」
俺はつい中の光景に見とれいた、凄く綺麗な内装だった。それを見ていているのショウもだった。ショウ周りを見ながら喋る。
「本当っすね!綺麗な所っすね!」
ショウと俺は同じ気持ちで見ていた。だがドグが喋る。
「おい、早く会いに行くぞ」
ドクはせかしてきた、そして奥の部屋に入ってた。
そこには大きくて綺麗な白い翼を生やした。髪の長い女の鳥の獣人が玉座に座っていた、一目でわかる、この鳥がこの獣人大陸の王女トバ!そのトバ喋り出す。
「ドクか?突然来るのはやめてもらいたいものだな」
トバはドクにそう問いかけた。それにドグが答える。
「お前は、簡単に会わせてくれないからな、これくらい強引に行かないと会えないだろ?」
ドクは少し笑いながら言った、そしてトバが喋る。
「で?そっちの人間達はなんだ?お前の飯か?」
ゲッ!さすがはトバ王女だ、もう俺達が人間ってバレている。
「こいつらがお前に用があるらしいってな」
ドクがそう言った。だがトバは怒った表情で言ってくる。
「私には、用が無いさっさと帰ってくれ」
王女は俺達を帰らせようとしてきた
「ちょっと待ってくれ俺達は渡したい物があってここまできたんだ!」
ラバルが焦るように言ってきた。
「黙れ、人間。私は人間が大嫌いでな?今にでも消えて貰いたのだよ」
王女のトバはそう俺達に言って冷たい目線を向けてきた。