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ボルクエピソード2

次で終わるかなーエピソード

 俺の振り払っていたら斧が小さい少女の大剣で止められていた。


「なんだと!?こんなガキに止められるとは!」


 俺は、驚いた。力では俺の方が絶対に強いはず!


「フフフッ、これが私の『切り札』のレジェン兵士だ!」


 王子は笑っていた、この少女兵士はレジェンと名前らしい。


「王子、こいつ弱いよ。ただ力だけで押してるだけよ」


 この女!?子供だと思って俺の事を舐めやがって!俺は斧をブンブンと回すが、全てを大剣で防がれる。


「くっそたれがよ!」


 俺は怒っ力を込めて攻撃をするが


「隙あり」


 ガン!


 俺はレジェンのカウンターを見事に食らってしまい。そのまま倒れて俺は倒れてしまった。



 牢獄


「ん?ここはどこだ?」


 暗い、そして檻がある。ここはどうやら牢屋の様だ・・・


「こんな檻くらい俺の腕力で!うぉおおおお!」


 グゴゴゴゴ!!


 檻が少しだが動く。


「まて、少し落ち着くんだ」


 檻の向こうから声がしてきた。


「なんだよ、一人では何もできない王子様じゃねか?」


 俺はこいつに心底むかついていた。


「檻をへしおって出るなんて考えるな。結局また捕まるだけだ」

「なら、どうやって出してくれるんだよ!」


 王子は顎を手に持って考え出す。


「お前の、その力は実にもったいない・・・私の兵士となると誓うなら考えてもやらん・・・」


 なんだと・・・


「それを断ったら俺はどうなる?」


 俺は王子に質問をしてみた。


「ただ、ここから出れなくなるだけだ。」


 王子はニッ笑い出しだ。


「結局は選択しは、一つしかないってことじゃねか・・・」

「俺の兵士になるってことか!」


 王子は笑いながら言ってきた、だが俺は考えた。


(隙をついて、こんな城か出てやるか)


「いいぜ、兵士なってやる!」


 俺はこの王子の専属の兵士となった。俺は王子に監視をされながら働いていた、まずは訓練から入った。


「この城では、一番に気合いを入れているところだ。」


 王子は俺にそう言って説明をしてきた。


「雑魚ばっかの兵士達な癖に」


 俺は少し言った。


「そんなことを言うな!ボルク!お前も手を空いている奴と組み手をしてみろ」


 王子が言った、組み手か武器を使わなくて素手で戦う奴だよな。俺の相手になりそうな奴はいねーかなっと・・・


「やっぱつえー」「子供だから舐めてたぜ」「強よすぎる」


 兵士達の声が聞こえてくる。そんなに強い奴がいるのか?俺は声のするほうに向かった。


「お前は!レジェン!」


 ドオン!


 レジェンは自分より大きい男性を投げ飛ばしていた。


「・・・だれ、貴方?」


 こいつ!俺の事を覚えてないのか!?


「へっお前らどけ!この女は俺様がやってやる!」


 今回はお互い武器を使わず、素手でやり合う戦いだ!大剣がないこいつは弱いだろ!


「俺の事を思い出させてやるぜ!」


 レジェンは無言で俺の相手をしてくる。こんな子供に!俺が負けるかよ!


「うぉらぁ!」


 俺は思いっきりレジェンに向かって殴るが、避けられて距離を取られた。


「へっ逃げるのかよ!」


 俺は、レジェンの方を振り向いた瞬間。レジェンが俺の方に向かって全速力で走って、そして飛んできた!


「なっ!」


 ドゴォオオオン!!


 俺は思いっきりレジェンの飛び回し蹴りを食らい、ぶっ飛んでいた。


「大丈夫か?」


 王子が俺の所まで駆け寄ってきた。


「なんだよ、あいつは絶対の俺が叩きのめす!」


 俺は、鼻血がででいたが、そんなことを気にせず俺はレジェンに何回も挑んだ。そして何回も吹っ飛ばされた。






「ハッ!」


 ここは?俺はどうやらベットに寝ていたようだ。


「起きたか?」


 俺の目の前には王子がいた。


「っち!お前かよ!」

「なんだよ!こっちは一応監視役として、仕方なくいるんだぞ!」


 何もできない癖に何が監視役だ!


「しかし、見事に吹っ飛ばされたな・・・」


 耳にうるさいことを言ってくる。


「うるせー!次は絶対に俺が倒す!」

「お前は少し落ち着く事を覚えるんだな」


 なんで俺は、あんな小さい女の子供に倒されるんだ。


「ほら、お前が好きなリンゴだ。」


 王子が俺にリンゴを渡してくる。


「別に好きじゃねぇけど」


 俺はそういいながらかじる。なんだかんだリンゴは美味い。


「あの小さい女は何者なんだ?」


 俺はリンゴをかじりながら王子に聞いた。


「レジェンの事か・・・あいつは天性の戦いの素質をもった女だ。戦いの天才って言ったところか」

「なんだと?生まれながらの天才って奴か?」


 俺は自分以外にも、生まれながらの戦いの素質をもっている奴がいるんだなっと思っていた。


「まぁ、そうだがレジェンは確かに生まれながらの天才だが、あいつは努力もしている。素晴らしい奴だ、レジェンには早く大人になり兵士の隊長として活躍をしてもらいたいものだ」


 王子が未来の話しをしていた。


「っち!くだらね!俺は外に行く!」


 俺はむしゃくしゃして外出ることにした。


「おっおい、待て!私は監視役だぞ!」


 王子は慌てて俺の後を着いて来る。


「うっとしい奴だ」


 俺は心の中で思っていることを王子に言った。


 街


「おいおい山賊のボルクが兵士なったって噂は本当なのかよ」

「どうやら、そうみたいよ?」

「怖いわーあんなのがこの城の兵士だななんて」


 街に出た瞬間、街の奴らが俺の話しをひそひそと言ってきた。


「なんだよ、こいつら・・・」


 俺はつぶやいた。


「大丈夫だ皆!この王子の兵士なったボルクは!私が責任を持つ!不安は確かにあるかも知れないが!安心をしてくれ!」


 王子は街の人達に聞こえるくらい大声で言った。



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