覚悟の勇者
いいタイトルあまり思いつかんなー
くっそ俺の攻撃が全く当たらない・・・
「どうしたんだい?タケロー君?そんなにふらいついていたら私に攻撃なんて当たらないよ」
俺の攻撃をクロマは余裕の表情で避ける。
「正直に言うけど、今はキミと遊ぶ余裕はないんだよ・・・そろそろおわりにしていいかい?」
クロマはそういうとあの化け物の様な左手を光らせた。
「また、なにかくるのか?」
ボォオオ!
クロマの左手が燃えだし、それをこっちに向かって投げつけてきた。
「うわっ!」
熱い!直撃を食らってしまった。
「ハハハッそのまま燃えていてよ。さてと、そろそろロイヨにも起きて貰うとするか」
俺はその場でまた気絶し倒れてしまった。
「俺様の邪魔をすんじゃねぇ!」
キンッ!
ルビデとレジェンが空中で戦っている。
「魔王様を狙った貴様達を私は絶対に許さない・・・本気で行くぞ!ハッ!」
ルビデの周りに光り剣が数本現れた。
「なんだぁぁこりゃ!?」
ブサブサブサブサ!
その光の剣がルビデに次々と刺さる。
「ぐはあぁあああ」
ルビデがもがき苦しむ。
「はぁあああああ!」
レジェンが大剣を光らせ大きな大剣でルビデをぶった切る。
ズザアアアアアアアア!!
「このおれがぁああああ!二度も負けるなんぞぉおおおお!」
ルビデは身体が真っ二つになり、そののま地上でルビデは死んでいった。
「すぐに、魔王様の所に行かないと!」
レジェンは魔王を探し始めた。
「起きろ、ロイヨすぐに魔王のところに行くぞ?」
クロマは一瞬にしてロイヨが吹っ飛ばされたいた所に来ていた。
「久しぶりの痛みに感動していたところなのに・・・まぁいいわ。」
ロイヨはクロマの手を握り、ワープをする。
そしてすぐに、ショウと魔王にいる、目の前にやってきた。
「二人とも、魔王城であったぶりねぇえ~」
ロイヨはショウと魔王を睨み付けていた。
「こっちのガキは邪魔ね!」
ガンッ!
ロイヨはショウを蹴り、吹っ飛ばす。
「うわっ。」
ショウは血を吐いた。
「さて、さっさと魔王を殺しちゃってよ」
クロマがロイヨにそう言った。
「くっ私もここまでのようじゃな・・・」
足にケガをして動けない魔王が諦めた瞬間。
「魔王様!」
ごぉおんん!!
もの凄い勢いでレジェンが飛んできた。
「ま・・・おう様・・・大丈夫ですか・・・?」
「勇者・・・お前・・・」
レジェンは魔王をかばっていた。背中にロイヨの黒い槍が刺さっていた、刺したロイヨは吹っ飛ばされた。
「勇者!お前なぜ!」
「私は・・・大丈夫です・・・こんなものかすり傷ですよ・・・」
魔王に笑顔むけるレジェン。
「へー、かすり傷なんだ、それじゃ意味が無いね」
グサッ!
クロマがレジェンに近づき背中に刺さっている黒い槍をもっと奥にさし、レジェンの背中に穴が開いた。
「がはっ!」
レジェンはその場で倒れいった。
「おい!勇者!勇者!しっかりしろなのじゃ!」
魔王は涙をだし、レジェンを揺らす。
「やったっ!あの最強の勇者をこの手で殺せたよ!ヒャハハハハ!これで私を邪魔する奴はいない!」
笑い狂う、クロマ。
「だれかっ!この者を倒しくれ!」
魔王が叫ぶと。
ガシッ!
「なっなんだ!?」
クロマの足を掴んだショウ、
「兄貴ぃいいいいい!今っすよ!」
ショウは大声で叫んだ!
ダダダダダダダダ
こっちにクロマの方に走る音が聞こえて来る。
「馬鹿なあいつは死んでいるはずだ!」
クロマは足音にびびっていた。この足音はタケローだった。
「言ったはずだ!主人公はピンチなるほど強くなるんだよ!!!」
タケローがクロマに向かって、全速力で走っていた。そしてジャンプしてクロマの顔面に回し蹴りをする!
「うぉおおおおおおおおお!」
叫ぶタケロー!
ドガァアアアアアア
クロマはタケローの飛び回し蹴りが直撃したが、タケローもそこで倒れ込んで気絶した。
「はぁ・・・はぁ・・・なんというしぶとさ・・・これが『神の使者』か・・・まぁいい、目標は果たせた。帰るぞ、ロイヨ」
ロイヨがボロボロになったクロマに近づき、そしてどこかにワープをしていった。
この戦いは終わったが。
「勇者!勇者!」
レジェンをなんども揺らす魔王。
「・・・魔王様・・・もう、私はここまでの様です・・・」
倒れ込むレジェンは魔王の手を握った。
「そんな!ワシの目の前からいなくなるなんて許さんのじゃ!」
涙ながら魔王はレジェンに言った。
「すみません・・・貴方との生活は楽しかったですよ・・・最後に本当の王になるところを・・・みた・・・・かった・・・」
レジェンの握る手がだんだん弱くなり、レジェンは息をひきっとった。
「ゆうしゃあああああ!!」
魔王は泣き叫んだ。
魔王城客室
タケローが寝ていた。
「はっ!」
俺は起きた、なんかこういう展開って何回もあったような・・・やべぇ身体中が痛い。
「いててて・・・また俺は無茶をしていたのか・・・」
ショウが椅子で寝ている。また看病して貰っていたのかな?
「あらあら、やっと起きたのね?」
その声はアディだった。アディは相変わらず変な身体をしているな・・・前よりボロボロな気がする。
「アンタは無事なんだ・・・さすがゾンビ女ってところか」
「まぁ不死身だしね、でも貴方もよく生きているわ、三日も寝ていたのだから」
この言葉には言い返せない、自分は何回も死にかけた戦いをしている。
「三日も寝ていたのか・・・いてて・・・そういえば勇者と魔王は?」
俺はあの後どうなったか知らなかったのでアディに聞いた。
「・・・勇者は、本当に死んでしまったわ・・・私は見ていないけど魔王様をかばって死んでらしいわ」
俺は驚いた。
「なっなんだって」
そして俺はそれを聞いた瞬間、涙を流していた。
最近は、意欲が薄くなってきてる気がしますけど頑張ります