居なくなるということ
いいタイトルが思いつかないなぁ
あれ、なんで俺は涙が出ているんだ?
「あらら?大丈夫ー?」
俺の泣く顔を見てアディは驚いていた。自分でもビックリしている。
「あれ?なんでだろうな・・・」
「・・・それほど、悲しいってことよ」
アディがそう言ってきた、そういうことなんだろうな・・・生きていた人がいなくなるってこんなにも悲しい事なんだな。コノ異世界に来て初めての経験だ。
「・・・兄貴っ!起きてたっすか!?」
椅子に座って寝ていたショウが起きはじめた。
「お、おう」
俺は起きてきたショウに反応していた。
「顔が真っ赤っすね!もしかして泣いてたんすか!?」
泣いていた俺の顔を見て、ショウは小馬鹿にしてくる。
「二人とも、勇者の墓参りにでもしに行く?」
アディが俺達二人に提案してきた。
「そうだな。よし、アディ連れってってくれ!」
「俺も一緒に行くっす!」
俺達二人はアディに勇者の墓まで連れてってもらった。
そして、俺達二人は魔王城の外に出たきた、そこには大きな石碑があり、勇者の大剣がそこには刺さっており『勇者レジェン』石碑には刻まれていた。
「随分と立派な墓っすね。」
「あぁ、そうだな・・・」
だけど何か寂しさを感じる。
「人間の二人よ、人間の墓というのはこういうので合っているのか?」
この声は!俺達二人は、声をするほうに振り向いた。
「魔王か!傷はもう無事みたいなんだな!」
魔王の傷は完璧に完治をしていた。
「・・・タケローっと言ったか?身体の方は大丈夫じゃったのか?」
俺の身体を見て、魔王は心配してくれるようだ。
そういえば、俺の身体も随分と傷だらけになったもんだな・・・
「兄貴は、いつものことっすから大丈夫っすよ!」
何故かショウは威張って俺の事を言っていた。
「そうか・・・ところで人間の墓というのはこういう物でいいんじゃろうか?」
魔王は俺達に質問をしてきた。
「うーん、なんか寂しい感じがするんだよな・・・」
「なんっすかねー」
俺達二人頭を悩ませて考えた。
「あっあれっすよ!兄貴!」
ショウが何かを思い出したようだ。
「なにか思い出しのか?」
「花っすよ、お墓を花で囲んであげるんすよ!」
そうだ!足りない物は花か!
「花か・・・魔界ではとても咲きにくい植物なのじゃ」
魔王は頭を抱えていた。
「花を持って、また俺達は来るよ。」
「そうか、勇者も喜ぶと思うのじゃ」
俺達は魔王とまた来ることを約束をした。
「魔王はこれからどうするんっすか?」
ショウは魔王に聞いていた。
「そうじゃのー・・・本当の王になるために色々とまだ学ばないといけんことが多いのじゃ・・・そしてまずはこの魔界の魔物達は、私の事を認めない奴がいるのー、その魔物達にワシが魔王と言うことをまず認めさせないのいけないとこら始めないとなのじゃ・・・やることはいっぱいあるのじゃ、全ては本当の王にワシがなるためなのじゃ!」
魔王ってしっかりと考えているんだな。俺は感心した。
「そこまで、考えているのか。ある意味で世界征服がされそうだな・・・」
俺はそう言った。
「そうなのよー私が気に入った理由は、力じゃない世界の征服を目指すの所が気に入ったのよ」
アディが俺に言ってきた。
「なるほどな・・・じゃあ俺達は、お祈りをしたらホワイト城に帰るか?」
「そうっすね!」
俺達は勇者レジェンの墓に祈りを捧げて、ホワイト城に帰ろうとしていた。
「送り迎えしてあげるねー」
アディが笑顔で俺の手を握ろうとしてきた。
「いや、手を握らなくてもいいから!」
俺はアディに怒鳴った。そして帰ることにした。
帰り道中。
「勇者を探す旅から、まさかこんなことになるなんてな・・・」
「そうっすね・・・でも、これは大収穫かも知れない事っすよ!」
ショウはなぜか喜んでいる表情をしていた。
「ショウはなんか、嬉しそうだな・・・」
「だって、もしかしたらこの報告をしたら王からご褒美が貰えるかも知れないじゃないっすか!」
なんだ、またそんなことを考えていたのか・・・
「はぁ・・・そうだな・・・あっ帰ったらよりたいところがあるんだがいいか?」
「え?そうなんすか?兄貴がそんなことを言うなんて珍しいっすね?全然良いっすけど」
そして俺達は魔界から出て、アディのまた会おうという挨拶をして。ホワイト城まで馬車にゆらゆら揺られて帰って行った。なかなかの時間がかかった。
「到着っす!」
俺達はホワイト城の城下町に到着した。
「よし、まだあの店はやってるかな」
「あの店ってどこっすか?」
俺はある店に向かって行った。そうこの店は。
「え!なんで、このパスタの店に入るんすか!?」
俺はあの大盛りのパスタに挑んだ店に入っていった。
「この店はあの勇者が通っていた店だからな!勇者の代わりに食べてやろうって思ってな」
俺は、この店でまたあの大盛りのパスタを頼んで貰うことにすることにした。
「はぁ・・・帰ってきたのにまた、あれを頼むんすか・・・」
ショウは嫌そうな顔をしながら、渋々店員に頼んでいた。
ドオォン!
大盛りのパスタで机が少し揺れだす。
「きたきた。さぁ勇者の分まで食べてやろうぜ!」
俺の気合いの入りようにショウは呆れていた。
「はぁ・・・本当にこんなのを勇者は食べてたんすかね・・・」
嫌そうな顔をしながらショウは大盛りのパスタを皿に装っていた。
「さあ、一気に食べるぞぉおお!」
なんだかんだ俺はお腹が減っていたので、勢いよく食べることができた。
「兄貴、お腹減ってたんすね・・・」
「え?まぁな!」
こうして俺達の勇者を探す旅は大盛りのパスタで終わったのだった。
読んでいただきありがとうございます。




